2億円借金

亀岡市の国保会計が2億の収支不足の見込みということで、借金します。
府から5年間無利子の貸付金を受入れる。
という補正予算案。

上半期の医療費が前年度同期に比べ7.8%増と急増しているのです。当初予算では前年度比3%の伸びを見込んでいたけれど、これでは到底追いつかない。国保のお財布にはもう取り崩せる貯金も残っていません・・・
医療費の伸びは国保被保険者全体における前期高齢者の割合が増えたことが原因と分析されています。
国保会計で借金するのではなく、一般会計から繰入すべきではないかという質疑もありました。

しかし、みんなのお財布(一般会計)から繰り入れるというのも、別にみんなのお財布にお金が余っているわけではなくて、貯金を取り崩すことになります。

特殊事情があったわけではなくて高齢者が増えたから医療費が増えたというある意味当たり前の事情で、いざという時のみんなの貯金を取り崩すと、それは誰にしわ寄せがいくのか。今でも慢性的赤字体質の亀岡市ですが、将来子ども達にからっぽの貯金箱と大きな借金を渡すことになっても、今さえしのげればいいのか。結局、それも行き詰まる。

国保会計から2億円の借金を5年で返済するなら、あとの5年間、毎年4000万の返済をする分も含めて保険料が計算されます。
そうなると保険料上がってしまうので、国保に入っていない人も含めたみんなのお財布から助けてもらったらいい・・・?
今、会社勤めをされている方やその扶養になっている方も、最終的にはお世話になる国保。だから、みんなで支えよう。という考え方はどれぐらいの賛同を得られるか・・・

保険料の負担は確かに重い・・・

市は、一般会計からの繰入は公平ではないので、国保会計で5年間無利子借入することを選択したとの説明でした。
しかし、公平性という意味では、この借金だって公平とはいえないと思っています。特別な事情もないのに貯金を取り崩して保険料値上げを抑制してきたけれど、貯金も底が尽きた。なので今度はそれと同じ延長で、借金をしようとしている。
後から国保に入った人には関係のない借金・・・今年度の不足を賄うためにした借金まで負担させるのは不公平だ、とも考えられます。

公平ってなんでしょう。社会保障制度自体を変えられない以上、どの不公平が一番マシかという判断をするしかありません。

亀岡市はこれからどうなっていくんでしょう。
この国の社会保障制度も・・・。

4年前の3月・・・5000万をルール外に一般会計から繰入、それでも足りない分を保険料改定で補う、という議案が出てきました。その時も同じように悩みました。

今回も悩みつつ・・・委員会ではこの国保会計の補正予算に賛成しました。

決算認定への討論&賛否

大問題の決算認定ですが、実は、決算特別委員会では賛成11,反対12で、賛成少数のため不認定という結果でした。 続きを読む

動画で説明〜不当な公金の支出について〜

決算審査で大きな争点となったスタジアム用地測量委託費の支出の問題点について10分程度の動画で解説しています。
業務はやっていただいた(と聞いている)のだから、支払っても構わなかったのか、
書類の不備で片付けられる問題だったのか、市民の皆様もぜひご一緒に考えてみて下さい。
収録は少し前ですが、専門家にご覧いただき、内容に誤りがないことが確認できましたのでようやく公開の運びとなりました。

無法地帯、亀岡市 その2

9月定例会の決算審査で問題となったスタジアム用地の測量について、支払いが済んでから「訂正」された内訳書で追加されていた作業が、契約書もなく成果品にも含まれておらず、現場にも痕跡がなかった件については既にお伝えした通りです。

今回は、「それぞれがそれぞれの目的で同じ場所を測って、結果的に地図が同じになった」という件について、アニメーションで説明します。

*ちなみに、住民監査請求の資料として「重複していない部分」がわかるものを提出するように言われたので、本日これを印刷して提出しました。
納品された電子データを貸していただけるよう求めましたが叶いませんでした。よって、紙ベースのコピーを取り込んで作成するしかなく、精度が低いことについてはご容赦ください。 続きを読む

このまちを動かすのは誰か

昨日は、京都・生活者ネットワーク主催のBe女カフェでお話しさせていただきました。
女性視点から政策づくりにつながるヒントを・・・ということでした。

このテーマをいただいたときに、少々悩みました。
私は4年前に、議員になれば子育て世代の、女性の意見が市政に活かせるのだ、と言われてそのつもりでいたのですが、実際にはそう簡単ではないことが就任してすぐにわかったからです。 続きを読む

本日、議員と市民との意見交換会開催

本日11月18日(火曜日)
午後7時30分~9時 市役所1階、市民ホールで「わがまちトーク」が開催されます。
市民の皆さんと議員(広報広聴会議委員9人)との意見交換会です。

テーマは、「聞かせてください。あなたのホンネ!~身近な議会となるために~」
当日受付、どなたでも参加できます。

広報広聴会議委員は、以下のメンバーです。

菱田 光紀委員長
山本由美子副委員長
眞継 進吾副委員長
苗村 活代委員
福井 英昭委員
中村 正孝委員
小島 義秀委員
中澤基行委員
堤松男委員

本間正人先生の突撃!地方自治 亀岡スタジアム編

いつも亀岡を応援して下さっている本間正人先生との対談です。
3回シリーズ。

亀岡駅北にスタジアムを建設?スタジアムを熱望しているはずの市民にはあまり知られていない問題点。

ハコモノをつくれば本当にまちは活性化するのか?全国で失敗してきた轍を亀岡市はなぜ今また辿ろうとしているのでしょうか。

愛するまちを守るには?
市民へのメッセージをお届けします。

無法地帯、亀岡市

28、29日と連日、NHKのテレビニュースで亀岡の残念な話題が取り上げられていました。

今回のことなど、たまたまNHKが報道してくれたから皆さんの目にとまったに過ぎません。

問題となっている事業の事業名は「平成25年度政策第1号大規模スポーツ施設関連事業調査測量業務」で、公益社団法人京都土地家屋調査士協会(以下「公嘱協会」)に委託したものです。13,426,350円が請求され、そのまま支払いは済んでいます。

土地家屋調査士とは、不動産登記のうち表示部の登記の専門家です。

しかし、亀岡市は測量対象の土地を公簿面積で買収することとしており、土地家屋調査士が行うべき表示登記は発生しないため、本事業でも登記は一切行われていません。

ありませんね・・

ありませんね・・

10月28日【亀岡市発注事業で疑問が浮上】(NHKニュース)

「復元測量」と呼ばれる業務が行われたとされる区域を、測量士の協力を得て一部有志議員で調査したところ、測量の際に残されるはずのくいや印となる塗料が見つかりませんでした。

測量士の見解では「1年余り前のくいがすべてなくなるというのは考えにくく、印をつけながら行う復元測量は行われていないものと考えられる」とのことでした。

掘っても何もでてきません

掘っても何もでてきません

問題の区域にあるはずの43カ所すべてをこのようにして調べましたが・・・
見つかったのはこの1点。

スクリーンショット 2014-10-30 10.37.22

サビサビです。この「復元測量」は平成10年に測量されたものの復元ですから、当時の鋲だと思われます。15年も前のもの。

明らかに1年数ヶ月前のものではない錆び具合

スクリーンショット 2014-10-30 11.05.28

2年以内に設置された鋲(比較のための参考写真)

 

市は
「くいなどは水につかるなどして取れてしまうこともある。業者から測量をしたと報告を受けており、測量は実施されたと考えている

受注業者である公益社団法人京都土地家屋調査士協会は
「調査地点は農地でもあり、くいなどは1年余りたてば無くなることはある。実際に行われた証拠を示すことはできないが内部で聞き取りなどを行い測量は行われたと思っている

だそうです。

そう簡単に取れるようなものではありません

そう簡単に取れるようなものではありません

水に浸かると取れる杭?

それは一体どういうものなのか。専門家に見せていただきました。

こういうものが、一切現場に残っていなかった。

やったという業者から報告を受けたり、聞き取りをしただけで、証拠がなくても仕事はしたということで済ますのですね。普通ならば写真を撮って証拠を残しますがそれもない、市職員が立ち会って確認したわけでもない。そもそも、当初の指示の中になかった復元測量がどういう経緯で実施されることになったのかも記録がない。

同年同時期に測量された別の場所も見に行ってきました。

平成25年18号台風のときに水に浸かった場所ですがマーキングはくっきりと残っていました。周囲の風景がわかるように全体を撮っていますが、道路に3点マーキングが見えるでしょうか。

平成25年18号台風のときに水に浸かった場所ですがマーキングはくっきりと残っていました。

平成25年18号台風のときに水に浸かった場所ですがマーキングはくっきりと残っていました。(この写真の中には3点)

近くで見ると、このようなものです。簡単に水に流れて消えるようなものではありません

近くで見ると、このようなものです。簡単に水に流れて消えるようなものではありません

近くで見ると、このようなものです。簡単に水に流れて消えるようなものではありません

やった証拠が何もないこの部分についての金額は、
単価10,410×43点×消費税(5%)=470,011円

そして、この測量事業の不審な点は他にもあります。

10月29日【前年度に測量した土地を再度測量】NHKニュース)

25年度の測量範囲の2/3は前年度に市が測量した部分と重複していました。

25年度は用地買収のためで、24年度は道路建設のための測量だったといいますが、目的が違えば測量というのは結果が違うんですか?

そんなわけないですよね。

「それぞれがそれぞれの目的でやった」「必要な測量業務だった」ことは間違いがない。
「ただ、仕事の進め方では慎重に精査すべきところはある。貴重な税金なので、今後ともそういうところは注意していく、というふうには一応お話しをさせていただいています」

という、責任者のコメントが流れていました。

ええ〜〜??全く意味が分からない。

で、「結果的に不必要な業務」だったって?
別の目的で測ったといいながら、結局は重複部分については前年度の地図のコピーを使っているのですから、目的が違っても結果は同じなのです。測量範囲が重複していることぐらい結果見るまでもなく最初からわかるでしょう。

測量した範囲が前年度とかぶっているだけでなく、25年度の同時期に京都府がやった測量ともかぶっているから、もう全面的に丸かぶりなんですよねー。(京都府は24年度に亀岡市が測ったところを重ねて測るような無駄を省くように指示した上で業務を進めています)

測ってみることに意義がある、とでも言いたい?
先ほども書いたように、成果物は前年度の地図(2/3程度)を張り合わせたもの。
それでも測量はやっていただいたのですから、ということで支払いをしている。
そういうものに皆さんの税金使ってよかったでしょうかね?
何のために発注したのかさっぱりわからない事業です。

・・・というのが、2日間のNHKの報道からもわかっていただけることでしょう。
多くの資料を読み解いて、よく取材されていると思います。

実は、この情報はすべて9月の決算審査の中で明らかにされているものです。

「それぞれがそれぞれの目的で測った」というコメントも、決算特別委員会の中で答弁されたセリフと全く同じ。もっと踏み込んだ発言も審査の中では出ていました。「無駄といわれたら指摘の通り」など。
議員は全員これを知っていました。

それでも、決算認定に賛成した議員が多数でした。
この事業が、他の事業との重複はないとの判断を示した議員までいました。

秘密の情報はありません。今でも、どなたでも決算特別委員会の審査内容をインターネット上に公開されている録画で見ることができます。

市の24年度事業、府の25年度事業で今回の測量はカバーされているので、亀岡市には現況平面図を25年度に別途作成する理由は存在しません。
よって、地形測量4,950,000円×消費税(5%)=5,197,500円は不当な支出。現況平面図作成が必要ないということはそれに伴い行われる多角測量も不要であり、多角測量の費用1,078,468円×消費税(5%)=1,132,391円も不当な支出です。
つまり、地形測量5,197,500円及び多角測量1,132,391円の合計6,329,891円は不当な支出です。

しかし、このように報道で取り上げていただかなければ、市民の皆さんは問題に気づかないまま、この件は流れていってしまったでしょう。
誰だっておかしいと思うような重大な問題を、多数の議員が見過ごしたことも知られないまま終わってしまっていたでしょう。

大多数の議員はスタジアムが関わっていたために判断を誤ったのかもしれません。誤解されている方もいるようですが、この件はたまたまスタジアム用地に関わるものであっただけで、スタジアムをあの場所に建設することの是非とは全く関係ありません。

こんないい加減な発注をして、内容が重複していたり、実際にやっていない疑いのある部分があったり、という状況で税金から支払いをしてしまってよかったのかどうか、ということについて議員は判断しなければならなかったのです。

なぜこんなものを是とすることができたのか。

業務の中で追加された復元測量の一部については、それを指示した書類も実際に行ったことを示す写真も何もなかったところを、一部の議員が「現場にも見に行ったが測量の痕跡がなかった」と指摘しました。その情報を議会全体に共有し、これはきちんと確認すべきではないかと問題提起していただいたにもかかわらず、あえてそれを無視して不適切な判断をした多数の議員が、一体これからどうされるつもりなのか、市民にどう説明をするのか知りませんが。

どうぞ、これからも注目して下さい。

議員定数条例素案へのパブコメ&それに対する意見

議員報酬・定数について議会運営員会が素案をつくり、それに対するパブリックコメントを募集しました。
その公表前に素案通りの条例案が10月3日に可決されましたが、遅ればせながら10月14日付けで

いただいた意見の内容
それに対する議会運営委員会の考え方

が公開されています。

http://www.city.kameoka.kyoto.jp/gijichousa/shise/gikai/publiccomment/giinnteisuu.html

 

不起訴処分の通知

fukiso告発状受理までに散々振り回された虚偽公文書事件ですが、10月8日付けで写真のとおり、通知が送られてきました。 続きを読む