Archive for 財政

知らなかったでは済まされない

スクリーンショット 2015-05-01 17.29.45近年は、返すよりも多く借りている亀岡市の借金。

将来負担比率146.5%(25年度)です。財政の勉強会で、他の自治体関係者に、3桁!?と驚かれました。
京都府下では3桁のところは珍しくありませんが、だから別に構わない、ということではありません。 続きを読む

亀岡市のお財布が心配

亀岡市の貯金・・・

亀岡市の財政調整基金

財調は、いざという時のための貯金です

もう、底をつきます。 続きを読む

ツケの先送りではなく・・・

27年度予算審査の際、このままでは本当に将来が心配だと思いました。
私がどのような考え方で27年度予算に反対したのかを掲載しておきます。

こじつけ緑の基本計画

改訂された緑の基本計画

まずは、京都亀岡・保津川公園の考え方についてです。
都市公園法でも、亀岡市都市公園条例でも、一人当たりの面積は10平米以上とするとしていながら、緑の基本計画ではその2倍もの面積を、平成7年の都市計画中央審議会の答申として示し、さらに人口を10万人として計算する積極的な姿勢になっています。 続きを読む

スタジアム関連含めすべて可決〜財政破綻への第一歩

3月定例会が閉会しました。
スタジアム関連予算を含めた一般会計予算も、土地取得特別会計も含めてすべて、執行部提案の議案は可決されました。 続きを読む

上水道会計から5億円拝借

上水道会計から一般会計へと5億円を繰り入れるという内容が今回の予算案には含まれていました。

これは何かと言いますと・・

H14年から始まった国営圃場整備。事業が終わりますので市負担金5億円を支払わなくてはいけません。しかし国から借りると年利5%も取られる。

だから、別のお財布・・・上水道会計から借りよう。というものです。

上水道会計から安い利率で融通していただければ助かる。上水道会計としても銀行の定期預金に預けておくよりはちょっとだけ多く利息がもらえる。どちらにとってもよい方法です。

という説明でした。

それでも市民にすれば、水道料金を値上げしておいて何をやっているのか。と疑問に思うでしょう。

ちなみに、5億円は値上げして儲けたお金ではありません。上水道会計は相変わらず10億もの累積赤字が残っていますし、今年度も赤字を計上しています。しかし企業会計ですので、減価償却を行っている分、手元にキャッシュが残ります。それを一般会計に貸出すということです。

このキャッシュ、普段は銀行に預ける等しているものです。もっとハイリターンの運用をして増やせばいいかというと、将来的には老朽化する設備に莫大な投資が必要となるので冒険するわけにはいきません。

それを身内である亀岡市の一般会計に対して銀行預金の利率より高く貸し出せば有利・・・

他のパターンのシミュレーションも2つ紹介してくれました。基金を取り崩して足りない分だけを借りることについて比較されていましたが、これを採用しなかった理由は、いざというときのために基金を残しておきたいから、というものでした。

  • 貸し借りにおいて法的に問題になる点はない。
  • 財政的に有利な処理であり、市民の負担軽減となる

違法ではないっていうけれど、そういう考え方で借金してて大丈夫???これを家計に例えると・・・

親:車を買ったんだ

子:ふーん

親:おまえ、貯金けっこう持ってたな。ちょっと、貸しなさい

子:え。やだよ。将来のために貯めてるんだ。マイカーローンで借りればいいじゃないか。

親:利息5%も取られるんだぞ。その金があれば家計がどれだけ助かると思う?これは私だけの問題じゃない。家族の問題なんだ。

子:そりゃそうだけど・・・うちって他に貯金ないの?

親:それはいざというときのために取っておくんだよ。それにおまえだってどうせ銀行に預けてても利息がちょっとしかつかないだろう。私に貸せばもっと利息を上乗せして返してやるよ

子:・・・・・利息かぁ。うーん。

いつ返してくれるの?こっちだっていざというときのために取っておきたいんだけど

・・・・自転車が壊れたりしたら急に買い替えのためのお金が必要になるかもしれないし、貸すの心配だなー

親:そういう場合はすぐに返すから。

子:イマイチ信用できないんだけど・・・ま、家族みんなのためになるなら仕方ないか。

ところで、車買ったあとで支払いのことを考えるなんて、結構いい加減なんだね。

前からわかってたことじゃないの?(大人ってもっとしっかりしてると思ってたのに・・・)

親:なんだと!?車買うなら貯金でもしとけと言いたいのか!何も知らないくせに生意気いうな!今回は特別なんだ。

子:じゃ、今後はこういうことはないってこと?

親:うるさい!家計が厳しいのはお前もわかってるだろう!貯金なんかできるか!この話はもう終わりだ。とにかく、金は借りるからな。貸さなかったらみんなが損するだけだぞ。わかったな!

子:・・・・(この家、大丈夫かな)

そこで亀岡市議会の予算特別委員会では次のように指摘要望を行いました。

上水道事業会計からの繰入については、市民への説明を行うとともに、10年間の償還が確実に執行されるよう、契約書等の公開を行うこと。

また、今後他会計からの繰入を行う基準等を設け、財政規律の確立、維持に努めること。

将来必要になることが分かっていた費用を財政状態が厳しいことを理由に積み立てられなかったのならば、今後さらに扶助費等の増大等が懸念されている中でどうやって返済できるのかわかりません。ツケはどんどん後に回してしまって、次の世代はどうなるのだろう。。。