Archive for マネジメント

9月決算審査に向けて

9月の決算審査の準備に取り組んでいますと、web上で公開されている情報の他にも多くの資料が必要です。(お忙しい中、ご協力くださいました皆様、ありがとうございました)

目が離せない亀岡市の財政状況。

お財布事情を市民と共有することで、民主主義が成熟していくのではないかと思っています。

しかし、広報誌の予算・決算特集をどれほどの市民が読んでいるか・・・見ても、その数字やグラフが何を意味しているのかを読み解くのは容易ではありません。知識がないとわからないということもありますが、紙幅の制限もあって、情報が足りていないのです。

全国各地では、市民による財政白書づくりが進んでいます。行政がまとめたもの、議員有志がまとめたもの、議会としてまとめたものなども発行されています。豊富な情報を紙媒体で・・・関心を持って見れば、興味深いものではありますが、関心を持っていただくまでが難しくて、それをどうするかということを、今、悩んでいるところです。

貯金を取り崩したり、借金を取り崩したりしてでも現金がまわっていれば黒字となるのが現金会計の収支・・・26年度の「実質収支」は3億8000万の黒字です。その黒字の中身としてどういうやりくりをしたのかに注目しないといけません。それを表しているのが「実質単年度収支」です。

実質単年度収支は相変わらず赤字続き。例えば、26年度は8億円も貯金を取り崩しています。
26年度決算では、6億4618万8000円の赤字です。
その前は4億5000万、更にその前は2億6千万の赤字でした。

亀岡市実質単年度収支

財政に関心のある方がこのグラフを見ると、とても驚かれます。
上下逆さまではないのか、と・・・

(H22,23の黒字になっているところは土地を売り払ったという臨時収入のおかげですが、これから先は、もう売れるものもほとんど残っていません)

わかりやすく伝えるには深い理解が必要です。

関心を持っていただける情報発信をするためには私もまだまだ勉強が必要ですが、学ぶにつれて、更に勉強しなければわからないことが出てきます。奥が深い・・・

プロジェクトはマネジメントされていないのではないか

6月定例会の一般質問では、スタジアム関連プロジェクトについて聞きました。

もしかして、プロジェクトはマネジメントされていないのかもしれない、という危惧をしていましたが、それが確信に変わりました。

黒塗02

プロジェクトチーム会議の会議録

情報を出せないのは、悪気があって隠しているからではなくて、マネジメントされていないからだったのですね。

(過去記事:市は一体、何をやっているのか?

(過去記事:市民に説明できない事業続きを読む

5年間で35億円の収支不足!?

行財政改革大綱2015-2019が公開されています。
https://www.city.kameoka.kyoto.jp/kaikaku/gyokakutaiko2015-2019.html

財政状況についての説明が充実してきました。
P15〜最終P31まで、現状に加えて、中期財政見通しも掲載されています。
5年間で35億円の収支不足、とあるのを見ると不安になると思いますが、これは、貯金を取り崩さずに、かつ、事業を取捨選択せずにやった場合の数字です。
実際には、行財政改革の取組を行い、事業も取捨選択して、収支不足にならないように経営努力を行います。

この経営努力を後押しするのが、市民の理解です。
特に、事業の取捨選択には、市民の意向が考慮されるところも大きいので、多くの市民が財政状況を知った上で、このまちを健全な状態で未来に引き継ぐためにはどうしたらいいのかを、自分に直接関係のある範囲から少し広げて考えることが必要です。

ある時期は、このような収支不足の見通し金額を公表すると、市民の不安をあおることになるのではないかという配慮もあって、あまり積極的に伝えられていなかったのですが、正しく知って、市政運営に更なる関心を寄せていただきたいと思います。

追記:

亀岡市ホームページ「行財政改革プラン2010-2014(H23~H25)取組結果」が更新されました。

 

 

行財政改革のメインページも見やすく整理されています。

議員だより5月号

特に知っていただきたいことがあるときは、街頭での演説やチラシでお伝えするようにしています。

最近のテーマは財政についてです。
特に、仕事や子育てに忙しくて市政のことまでなかなか見られない年代の市民に向けて。 続きを読む

知らなかったでは済まされない

スクリーンショット 2015-05-01 17.29.45近年は、返すよりも多く借りている亀岡市の借金。

将来負担比率146.5%(25年度)です。財政の勉強会で、他の自治体関係者に、3桁!?と驚かれました。
京都府下では3桁のところは珍しくありませんが、だから別に構わない、ということではありません。 続きを読む

亀岡市のお財布が心配

亀岡市の貯金・・・

亀岡市の財政調整基金

財調は、いざという時のための貯金です

もう、底をつきます。 続きを読む

ツケの先送りではなく・・・

27年度予算審査の際、このままでは本当に将来が心配だと思いました。
私がどのような考え方で27年度予算に反対したのかを掲載しておきます。

こじつけ緑の基本計画

改訂された緑の基本計画

まずは、京都亀岡・保津川公園の考え方についてです。
都市公園法でも、亀岡市都市公園条例でも、一人当たりの面積は10平米以上とするとしていながら、緑の基本計画ではその2倍もの面積を、平成7年の都市計画中央審議会の答申として示し、さらに人口を10万人として計算する積極的な姿勢になっています。 続きを読む

ダメなのは反省しないその態度

本日、京都地裁に、スタジアム用地測量の費用全額の返還を求める住民訴訟を提起しました。

事業費全額の返還を求めて監査請求したうちの一部、47万円については返還が勧告されましたが、それから約1ヶ月が経っても市の対応が見えてきません。監査結果もまだ公開すらされていません。

(追記)トップページのお知らせリンクや監査ページには上がっていませんが、
ホーム > 市政 > 議案・条例等・公報 > 亀岡市公報インターネット版 > 平成27年1月5日発行号外 で見られます。*公開はされている、という指摘をいただきました。

訴訟が提起できるのは、住民監査の結果が出てから30日以内です。残念ながら監査結果を「真摯に受け止め」て対応している様子は見られませんので、訴訟に踏み切ることとしました。

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市民に説明できない事業

市民の税金を注ぎ込む大きな事業・・・スタジアム関連については、庁内でプロジェクトチームを作って、議論しているとのことです。

昨年7月の全員協議会の中で、質疑を受けて初めて、亀岡市の公園整備に15億円がかかるという説明がありました。推進派はこの場では、15億円もかかるということについて一言も口を挟まず。

公園整備に15億などということを、26年度当初予算でスタジアム関連事業について審査しているときには一切触れませんでしたが、金額はある程度わかっていたことではないかと思います。当時、賛成した方々は、スタジアム関連事業でさらに後からそんな大きな費用が出てくるとは思っていなかったはず。 続きを読む

監査請求から訴訟へ?

監査請求の結果を受け取りました。
不満であれば30日以内に訴訟も起こせます、とのことです。
議会の中にいながら監査請求という手段に出ざるを得なかったことは非常に残念です。

請求は一部認められましたが、お金が戻ってくればいいとか、関わった職員を個人として追及したいなどという趣旨でやっていることではありませんので、これからどうするのか、市の対応を見たいと思います。

何を求めているのかは、12月定例会の質問の趣旨から汲み取っていただけているはずです。
法に触れなければいいという考え方ではなく、社会的要請に誠実に応えようとする姿勢が必要です。
指摘されてから動くという受け身の態度ではなく、自ら、問題を明らかにし、積極的な対応策を示していかなくては、信頼を回復することはできません。

未然防止策をいくら細かくしても、不祥事というものは起きるものです。
不祥事が起きた後の組織としての対応が、非常に重要です。
今回の事業に関しては刑事告発もされている状況ですが、結果を見守って沈黙するのではなく、この際、積極的に発信していくことは決して亀岡市にとってマイナスにはなりません。

コンプライアンスを経営戦略の中に位置づけて真剣に取り組んでいただきたいと思います。