Archive for 雑談

地方交付税削減への対処

地方交付税を削減されることに、亀岡市はどう対処するのか・・・・私は、4,5号議案に反対しました。討論は以下のとおり。

4号議案(特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例及び亀岡市教育委員会教育長の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について(PDF:48KB)及び、

5号議案( 亀岡市一般職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について(PDF:61KB)について反対討論します。

今回、国は、国家公務員の給与減額支給措置に準じて地方公務員の給与費の削減を要請してきました。そして要請に地方が応じるものとして一方的に地方交付税を削減しました。
しかし、亀岡市には職員給与を削減する理由はありません。地方の固有財源である地方交付税を国の政策目的を達成するための手段として用いることは、財政自主権の侵奪であり、許すことはできません。

これを背景として、職員給与の削減要請に応じるか否かの意思決定をするのは私たち議会であり、まさに今このときにかかっているのです。

私たち議会の判断の前に、地方交付税が削減され一般財源に不足を生じる事態は確定していますが、そのことに目を奪われることなく、私たちはこの議案に反対すべきです。

今回の地方交付税の削減により、財政力の弱い団体ほどその影響を大きく受けます。

亀岡市も一般財源に不足が生じたことに対処しなければならないことには変わりがありませんが、国の要請通りに給与費削減をして対処するかどうかは別の問題です。

これは地方分権を唱えている地方が、実際にはどの程度自主性を発揮できるのかを試されている場面であるとも言えます。

私たちは国の要請通り給与費削減をする必要はありません。給与を削減する理屈が立たないことについては共通認識があるのですから、まずはこの4、5号議案を否決するべきです。

一般財源の不足をどうするかは別途考えればよいことです。

不足することとなるのは給与費ではありません。一般財源なのです。

不要不急の事業の実施を見直したり、経費節減により対応することもできます。また、財政調整基金に手を付けるわけにはいかないと執行部は説明しましたが、この窮地をしのぐために財政調整基金を使うことについては何ら問題はありません。

それでは市民理解が得られない、という執行部の説明もありました。しかし、それは間違いです。

このようなときこそ、市民にありのままを説明して理解を求めるべきです。

亀岡市には何の落ち度もないのに財源が不足することとなったこの局面にあっても、

亀岡市の財政が国の強権的措置により危機に陥れられた状況を正しく把握した上でも、まだ、

「市民サービスだけは予定通りに提供してほしい」

「足りなくなった分は、職員の給与を減らせばよい」

そして

「故なく給与を減らされても職員が今まで通りの働きをするのは当然である」

などと亀岡市民が思うでしょうか。

説明を試みもせずに市民理解が得られないとの認識は、非常に残念です。

公務員の給与削減とさえ聞けば意味も理解せずただ手を叩いて喜ぶ風潮が一部世間にはありますし、負担は他人、サービスは自分、という考え方も聞くところです。

しかし、私たちはそんな考え方を代表してここにいるのでしょうか。そうではないはずです。

国の要請に従わなければ特別交付税の調整によって懲罰的扱いがなされるとの危惧さえ、一定の信憑性を持って執行部の判断に影響を与えているところであるが、不当要求には毅然とした態度でこれを退けなければなりません。

懲罰的扱いを恐れての苦渋の選択を自主的削減であると解釈することが可能であるならば、今後は交付税削減を先行させることにより、どのような要請も自主的に受入れられるとの認識がまかり通ることになります。

決してこれを許してはなりません。

執行部は自らの給与が削減対象として国から明示されている以上、それがどんなに理不尽であっても主張しにくい状況に追い込まれ、この議案を提出するという苦しい選択をしました。

だからこそ、私たちは市民の代表として堂々とこれを否決するべきです。
そして、今回亀岡市が直面している課題について、その経緯をしっかりと市民に説明し、市民と共に乗り越えようと努力することが亀岡市議会の示すべき姿勢なのです。

最後に繰り返しになりますが、

今回、国は、国家公務員の給与減額支給措置に準じて地方公務員の給与費の削減を要請してきました。

そして要請に地方が応じるものとして一方的に地方交付税を削減しました。そのことを背景として、職員給与の削減要請に応じるか否かの意思決定をするのは我々議会であり、まさに今このときにかかっているのです。

国は地方交付税を削減してきましたが、亀岡市が給与費を削減する理由は一つもありません。

誇り高き亀岡市民を代表する亀岡市議会にとってふさわしい結論を示すべきです。

以上を持ちまして、私の反対討論とします。

 

 

保護者たちの活動

亀岡市では給食の安全を求める保護者たちの活動によって放射性物質検査が実現しましたが、その測定方法にはまだ工夫の余地があります。 続きを読む

文書質問への回答

文書質問に対する答弁が出されました。(右の画像をクリックすると中身をご覧いただけます)

*答弁書では質問文が端折ってあります。→私の質問の全文はこちらです。

質問の全てに答えていただいている訳ではないので、多少の疑問が残ります。しかし、質問内容はそんなにわかりにくいものではなかったと思っていますし、2週間の回答期間がありましたので、これ以上聞いても納得のいく答弁は返ってこないでしょう。

一応文字は書いてありますが微妙に質問とずれた答弁になっています。

答弁のズレ・モレは議場で口頭で質問をした場合に限らないのですね。

一般質問に対する議場での答弁、文書開示請求の結果、文書質問の答弁を総合すると、

スタジアム誘致については専門家の意見は聞いていない。

議場での答弁では専門家の意見を聞いたと答えたように思えましたが、そうではない別の深い意味があったようです。なんとか解釈を試みますと、つまり、スタジアム建設が生態系に及ぼす影響については聞いていないが、(スタジアムとは関係なくこれまでに)保全については意見を聞いていた、と言いたいようです。こういうのを詭弁というのではないかと思います。

環境保全団体はそこに所属する数名の人物に非公式の場で口頭で説明を行い誘致についての理解を得た。(文書が存在しないのはそういうわけ)

ただし保全協議会の会議の場でスタジアム誘致について話し合われた記録がないのでそれが協議会の総意として「理解を得た」と言えるかどうか不明です。それでも、保全協議会に参加されている団体の皆さんには理解をいただいていると亀岡市は考えている。

保全協議会メンバーに理解を得たかどうかも不明なのに、「保全協議会に参加している団体の皆さん」にまで理解を得ていると解釈するのは無理があると思われますがこれも亀岡市独特の解釈の仕方があるのでしょう。

( 追記)

この答弁書に先立って、魚類学会等の団体の要望・質問書に対しても回答が出されました。(以下、魚類学会のサイト内ページへのリンクです)

「京都府亀岡市のアユモドキ生息地における大規模開発に関する緊急要請」
(2013年3月12日)

→ 京都府からの回答(2013年4月12日)
→ 亀岡市からの回答(2013年4月12日)

あまり答えになっていないように思えます。

市立病院について

亀岡市立病院は、市民のいのちと健康を守る、安全・安心なまちづくりの拠点施設として位置づけられており、高度で良質な医療の提供と、地域医療機関との連携より地域医療の向上に貢献しようとするものであると理解しています。市民に必要とされる病院であり続けるためには効率的な病院経営を行いながら市立病院ならではの存在意義を確保していかなければなりません。

現状の市立病院は3〜5億の公金を投入する価値があると市民に思われているのかどうか、私は少々疑問に感じております。
市民が必要なときに必要な医療を受けられるように地域医療環境を守っていかなくてはならないとは思いますが、そのことと市立病院が自治体病院としての存在意義を発揮できているかとは別問題で。
続けるのであれば、市民満足度を高めていく必要があると思います。
市立病院が果たそうとしている役割が理解されていないせいかもしれないし、そもそも掲げている理念が市民が期待しているものと違っているのかもしれません。

というわけで、市立病院についても質問しました。 続きを読む

公有資産の老朽化問題

これまで何度か取り上げてきた公有資産の老朽化問題ですが、全国ニュースになるような悲惨な事故があったことも影響してか市議会の中でもこの問題は認知度が上がってきたようです。

市民の皆様も心配していることでしょう。

関東では施設マネジメント白書や計画を作ったりして対応しているところも多いですが、関西ではまだまだです。関東のインフラ整備が東京オリンピックの時期に集中していたことに対し、関西ではそれより10年後の大阪万博のときにインフラ整備が進んだこともあってか、まだ切迫した危機感を感じていないのかもしれません。

もちろん、関東関西限らず、よほど感度が低くない限り将来への責任感ある首長はこれに取り組んでいます。

さて、亀岡市は??

私がこの件について質問したのは1年前の3月でした。

老朽化問題について1年前の質問

しかし、1年経った今も答弁は変わりません。

変わったのは、代表質問でこれを取り上げた会派が私の他に2会派。個人質問でも2名の議員がこの問題に触れました。

それでも、答弁は変わりません。

一般質問が昨日の午前中で全て終わり、午後から予算特別委員会でしたが、その委員会の中でも同じ答弁をされていました。しかし「必要性は十分に認識している」と。

現実を直視するのが怖いのかもしれません。

全体を把握することよりも、今は所管別に計画的に管理をして補助金を活用しながら対処していくのだそうです。補助金があたるのは、日々のマネジメントではなく大規模修繕等ですので、結果的に補助金でこのように誘導している国のやり方も問題なのかもしれませんが、亀岡のことは亀岡市で考えなくてはなりません。

これだけ議会で問題意識を共有できているならば、執行部がやらない、と言っても何らかの意思表示が可能だと思います。一般質問は結局は個々に執行部の考え方を「質問」しているだけですから、それとは別に議会の意思を打ち出していくべきでしょう。

全員協議会でスタジアムについての説明(行政報告)

昨日の全員協議会でのスタジアムの説明(行政報告)には市民の方々の傍聴がありました。

説明内容は、これまでの経過と今後のスケジュールについてでした。 続きを読む

議会改革推進特別委員としての2年間

今月の議会改革推進特別委員会ではこの2年間のまとめをしました。

議会へのパソコン持ち込み、ネット接続(ネットは本会議除く)、議会FBアカウントによる情報発信や、委員会傍聴を許可制から届出制にしたこと、文書質問制度の導入、委員会のネット配信、会議資料等のネット公開、議員研修の市民公開など様々なことが実現しました。

当初の提案では様子が分からないままにたくさんの項目を提案しましたが、1年目の時点で私が追加提案したのは3項目。(詳細については過去記事

  1. 議会広報戦略の策定
  2. 会議のファシリテーション及び議論の技術向上を目的とした研修の導入
  3. 議会ICT化の推進・計画の策定

しかし、これらは議員定数・報酬についての議論の中で一緒に議論することとなり、議員定数・報酬についての議論自体、前提となる考え方の共通認識が持てなかったために追加提案も当委員会では具体的な議論をしないままに終わってしまいました。

この点は非常に心残りです。先に上げた数々の実現項目も、全体的な戦略の具体化として実現されるべきものが含まれています。
委員会の様子をネットで配信することが決定していますが、本来は単に様子を公開、ということにならないためにも1の広報戦略の中で目的を明確化して有効な発信ができるように話し合っておきたかったと思います。
議員の活発な議論を見せることによって市の課題と論点が市民に分かり易く伝わることが大切だと私は考えています。

この委員会のネットでの公開については2年前に議会に来た当初には重要だと思っていましたが、今は情報公開から一歩先に進めて情報発信を考えたいです。

実際の会議を経験してみてこのような内容で単に2時間ほどの会議を流しておくだけなら、会議内容を整理して、何が問題になっているのかということを冒頭で示し、論点ごとにそれに対する意見をまとめて議論の要旨がわかるようにしたり、資料も別途まとめてつけるのではなく、必要な箇所に差し込むか、参照が必要な箇所からリンクを貼り、結論を簡潔に示す、などして、読み易い文書で公開するほうが、その問題に関心のある人にとっては意味のある情報発信になるのではないかと思うようになりました。

議会そのものに関心を持ってあらゆる議論を見たいという人でもなければ今の議事録公開方法(誰がどんな発言をしたかということが発言の順番通りに並んでいる)だけでは活用していただきにくい現状です。

見ようと思ったときに全て見られる状態にしておくということには情報公開としては価値があると思いますし、文書での記録自体は作成することになっているのでそのまま公開することは続ければいいとしても、映像記録公開については、手間も含めたコストを考えると優先順位はそんなに高くないかと考えます。

全部できるならそれに越したことはありませんが、議事録が公開されている以上、映像での情報公開を追加する以前に効果的な情報発信を考えることが先です。

亀岡市議会でカメラを導入する際には、会議室内の様子をありのままに見ていただくという情報公開としてのネット配信だけでなくわかりやすくなる工夫があればいいな、と思います。せっかくの映像ですので、資料を映すとか、ホワイトボードに論点をまとめあげていく様子を映すとか、

未だに委員会でホワイトボードやスクリーンを使うこともないまま話を進めていますので、委員にとってもわかりにくい・・・はず。私は分かりにくいです。論点を全部つぶすこともなく話が進んでいくので、まず会議技術を上げないといけないとも思っています。

しかし、ダメダメな会議をなんとかするために、会議のファシリテーション及び議論の技術向上を目的とした研修の導入(提案の2番目)を提案しましたが、その提案時から1年経ってみると議会での研修はそんなに実効性がないこともわかってきたため、別の手段を考える必要を感じています。

3年目、委員会のメンバー構成がどうなるかは来月にならないとわかりませんが、市民の利益になってこその議会改革であるという視点を忘れずに進んでいきたいと思います。

 

議会広報戦略の策定

  • 目的:議会の存在と意義を伝えるため
  • 現状:議会報告会や議会だより、議会ホームページは議会の活動の「お知らせ」が主な内容となっており、十分な戦略に基づいてなされているものではない。目的は自己主張?情報開示・・・?
    議会・議員の仕事やその意義が理解されていないままに、市民の間から議員定数・報酬削減を求める声があがることは民主主義にとって憂慮すべき事態である。
  • 方法選択:そもそも戦略がないこと自体が問題。

会議のファシリテーションおよび議論の技術向上を目的とした研修の導入

  • 目的:議論の質の向上
  • 現状:
    理事者の説明を聞いたり、委員間で議論をしたりする際も前提となる法令や制度について、情報を共有しないまま会議に臨んでいる場合があることを始めとして多くの問題点が存在する。
    会議に臨む際のアジェンダの確認、会議を閉じる際の決定事項や次回までに準備しておくべきことの確認、多様な意見を出しやすい会議の在り方を工夫することや、目的に合わせた会議スタイルの適用など検討すべき。
  • 方法選択:各自で技術向上を図るより、研修等で共通した内容を学ぶことで実際の会議に成果が円滑に反映される。

議会ICT化の推進・計画の策定

  • 目的:議論に必要な調査の効率化・事務の省力化・開かれた議会の実現
  • 現状:
    1.  膨大な資料の管理が困難。冊子を横断的に調査したい場合も検索性が低い。会議の事前資料をレターボックスに入れておいても当日まで見られないこともある。
      →行政計画書や議案書、会議のレジュメ、通知等を電子化
    2. 議会報告会での意見交換のほかは、議会の情報発信は双方向性がなく、広聴機能が弱い
    3. 議論の際の情報共有のための事例提示やプレゼンテーションは紙ベースあるいは口頭のみで行われることも多く分かりにくい
  • 方法選択:直ちに出来ることには取りかかればよいが、検討すべき事項が多岐にわたるため計画が必要である。

スタジアム建設に疑問 テレビ放送

1月21日(月)18:15〜 MBSのVOICEという番組の中の憤懣本舗というコーナーでスタジアム建設について取り上げられていました。
タイトルは、
「憤懣・亀岡市に夢のサッカースタジアム建設!環境や集客に不安の声も…」 続きを読む

自分で考えて投票すること

12月定例会が開会しました。

が、同時に選挙も始まっています。皆さんお忙しそうで・・・私も誰を応援しているの?と聞かれますが。

それぞれが自分の考えを大いに主張していただき、有権者が十分に吟味して投票できるようにがんばってほしいと思います。どこを見れば候補者の考え方がわかるのかわからないという声があります。

逆にこちらから、なぜその候補者を応援しているの?と聞くこともあります。なるほど、と思う場合もあれば、だったら応援しなきゃいいじゃない、と思う場合もアリ。何にせよ、心底その候補者を応援したいのでなければ、フリをするのはやめたほうがいい。 続きを読む

頑張る意味

昨年2月に就任して、1年半が経ちました。

空気のないところで声を発しているような虚しい思いもたくさんあって、体力的精神的負荷が過大に感じられることもありましたが先日の一般質問を終えて傍聴の感想をいただいたことで、ここで頑張っている意味を再確認できました。 続きを読む