14億円用地にスタジアムを建設せず、次は?

6/3 11時〜 スタジアムと公園の整備に関して説明がありました。

14億円で買ってしまった用地に建てられないとなれば、次はどうするのか、報道もされていますが、様子が分からなくて大変ご心配の方もいらっしゃると思います。

不十分なメモですが、取り急ぎ共有させていただきます。

議会の正式な記録を待てば2、3ヶ月後あとになってしまいますし、肝心の説明の部分が文字として残らないという問題もあります。(通常、冒頭の説明・報告部分を除き、質疑応答から議事録が始まる)

以下、市長からの説明です。

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座長提言について全協で報告して1ヶ月が経過した。
この間、地元保津町、農家組合 土地改良区、区画整理事業組合と協議を進めてきた。
経過、現状について報告したい。

地元保津町、保津町の農家組合、土地改良区とは、直接2回会って、具体的に座長提言が会った内容について報告した。
その後、再度、亀岡市として、まずはアユモドキをこれからも守っていただきたいということと併せて、今回の移転場所の方向性について、報告した次第。

手元に資料を配布している。
まず、場所については、図面をご覧頂きたい。旧の現状取得した京都亀岡保津川公園のエリアから、亀岡駅北土地区画整理事業組合の施行用地。駅から東側のほうに移していきたいということを地元に報告する中で、まずはアユモドキを、場所は移動しても、守っていただきたいというお願いをしてきた。

当初、保津の自治会、農家組合、土地改良区は、これに対して、大変遺憾だというお怒りの意見もあった。
その後、担当も何度か足を運び、私も2度目に足を運んだ時は、賛成はできないが、了解はしたと言っていただいた。

駅北に移すことについてやむなしという認識を頂く中で、明日明後日、ファブリダムをあげて、引き続きアユモドキの保護活動を行っていくという申し出を頂いたことありがたく思っている。
方向性を出していただいたと思っているが、保津町、農家組合、改良区は、将来的にいえば、農業をこの10年先できるかどうか、農家組合を含めて厳しい状況がある。今の京都亀岡保津川公園をできれば、今後調査が終わった後にでも引き続き公園として位置づけて取り組んでいただきたいということをいわれた。

事業組合との協議。これも同様、提言書を頂いた後に面談した。その後の経過の中で二度私は直接お会いをさせていただき、話をさせていただいた次第。亀岡市として、一定、今回の提言を受ける中で、亀岡にスタジアムを設置していただき、アユモドキを守っていくためには、駅北の組合・・・●●●に隣接エリアで、アユモドキには軽微な影響と言うことだが、アユモドキには大きな影響がない地域で、保津町のまちづくりの関わりのある地域でなければ、スタジアムを作ることができない。
これが、運動公園など、他に行くことになれば、アユモドキの保全活動は中止されてしまうことは、座長の村上氏も認識されている中での判断だと読み取る中で、組合にもお願いしてきた。

2月起工式、工事が一部始まってきた中で、現状、事業計画のなかで、仮換地の計画も一定終わった段階だった。スタジアムをその地に移すことで影響が出ることは確かである。組合として、本来の後期の予定とスタジアムをそこに作れることになれば、どうなるかということも含めた、肯定的な協議もさせていただいた。JRのアンダーを通すのに29年度末・・・実質31年末完成だったと思うが、もしスタジアムを駅北に移したとして、それがいろんな条件の中、クリアできるとなれば、駅北の工事の全体の流れからは遅れることはないという組合から示唆を頂いた。
単価の問題、換地の問題があるので、一定、今の段階では、どうこう結論は出せない。地権者が、組合の会員、地権者がいる中で、そこの同意を取らなければならない。

亀岡市は、どの程度の購入計画を考えているのか、という意見があった。
今の段階で正式なことはいえないので、鑑定評価をさせていただきたい。
法外な値段で買うわけにも行かない。組合に迷惑をかける形で安く買うこともできない。公共用地で適正価格で買わせていただきたい。市としての用地の単価も含めた状況をきかせてほしいということだった。それなら、いちど鑑定評価をして、後日、協議の場に持っていきたいということで、いまそれを持ち帰っているところ。どのようなかたちになるかわからない。単価も含め、地権者の状況を見る中で、組合も亀岡市の考えを見る中で考えも変わる。

組合のデメリットになるのであれば、容認は難しいといわれた。
単価。全栗山市長の時と基本的なスタンスは変わっていない。トータル50億円予算を投じていく。用地費用として14億円、公園15億円、関連の道路、橋を架ける費用で18億円、下水道で3億円、トータル50億ですが、その範囲内でやっていかなければならない、というのが大前提となっている。

今の段階で14億、道路と環境の調査を含めて約4億円ということでいま18億あまりを拠出している。そういう状況の中で、多少道路費用もまだ少し要りますし、スタジアムの用地を購入する費用として最大限20億までだろうと思っている。用地買収面積まだ決まっていないが、スタジアムの用地として3、4haぐらい。駅北から、その場所を予定することになるだろうと。京都府とのその辺の、府に図面を含めて、実際どういうかたちになるかをふくめて、3、4haの間だろうということ。それを買うとなると安くても、30億ぐらいはかかるし、高ければ、もしかすると、37、40億という金が必要になろう。今の段階での想定。

具体的な金額の提示はまだしていない。亀岡市だけでは、到底これを買い求めて、用地を提供することはできない。

先般、府知事、府下の首長との意見交換会があった。知事に対して、スタジアムに対する用地、市は、10億円は用意したが座長提言があり(建設地の変更を)余儀なくされている中で、亀岡市だけでは用地を買うことは難しいので支援をお願いしたいというお願いをしたところ。

担当副市長も含めて、依頼をする中で、知事の方から5月の定例記者会見の中で、京都府は議会に説明している156億、設計2億、と亀岡市の50億と合せた中でトータルでできる範囲で考えていくような方向性を協力していかなければならないということを言っていただいた。

この事業を進めるにあたっても、府にも用地の協力を頂かなければできないことを大前提として、市として方向性を出していかなければならない。

このためには、保津町にアユモドキを守っていただくことが大前提。組合が、組合としてその事業に協力いただける体制を整えていただかなければならない。(市は)50億、府は156億を逸脱しない中でつくっていけることが前提

スタジアム、座長提言があった今の場所に、ここはどうかという(誘致時点での)話もあった。そのときは、府は2万5000規模のスタジアムを前提としていた。それでは足りないと言うことで、いまの場所(14ha買収済みの場所)になった。

その後、府も2万人規模ということになったので、今の場所(駅北区画整理事業組合用地)に収まる。方向性が見えてきた。

まだ調整をし、農家組合、事業整理組合との・・時間がかかる。いま土地鑑定評価をしているので、その結果が出た中で組合と単価等協議をしていかなければならない。

亀岡市が買った、13.9haの公園については、市としても、地元の農家組合の意見を踏まえる中で都市公園として引き続き、活用する方向で活用する方向で考えていきたい。これも調査が終わることが前提なので、3、5年後にならないと具体的なことは何も言えない。

環境省、文化庁、一定補助金を出して、文化庁が取得してもいいという話もある。実質そうなると、あの場所はアユモドキだけにしか使えない。そうなると、将来の駅北の広い土地があるが、そこについても、地元として農業を続けられるかどうか分からない、アユモドキのためだけに使ってほしくないという前提がある。

市としても、駅北で大きなまちづくりが始まるなかで、そういう近くに都市公園があるということは魅力になりうると考えている。できれば、補助金をもらってアユモドキだけの土地にするのではなく、都市公園として有効に利用できる方策を考えていければいいと考えている。(環境省、文化庁の)補助金を8割もらったとしても国交省に補助金半分(公園のための交付金・用地買収費の1/3?)もらっているので、返さなければならない。だから市としてのメリットはそんなにない。

環境省、文化庁から前向きにやってほしいというお伝えもあった。支援する会、商工会から推進要望をスタジアムの早期実現に向けての要望も頂いたところ。

市としては、今の段階では、残す道は2つ。

1つは、提言があった内容に従って、駅北のところで作るのか、あるいは、亀岡で作れないかのどちらか。

府も、当初の予定では28年度にtotoの補助金申請をして3年間で30億の財源をもらう予定にしている。3年伸びて、調査が伸びて、いまのまま亀岡で行くとなれば、それが3年伸びて、長ければ5年と言う話もある。

その後、アユモドキは、いまや日本全国の環境団体が要請している関係もあり、文化庁の審議会にかけなければならない。そこから2、3年かかる。現地にそのままやろうとすると、5、8、10年のスパンがかかってしまう。市民、府民の思いに応えられるか。時代も10年先、どのようになるか分からない。府も体制が変わっていくかもしれない。それを思えば、あの場所を固持して、亀岡市としては諦めざるを得ないと思っている。

残すは駅北でぜひやらせていただきたいと思っている。そういうことで準備を進め、京都府と調整をしながら、京都府にどこまで協力いただけるか、用地費用の拠出を頂けるかということを詰めていただかなければならない。
組合も、鑑定評価を独自でしたいといっている。

それを踏まえて適正価格で買わせていただきたいということをいっている。
問題は、金額的なこと。先が見えなければ、正式なスタジアムはあそこにくるということは今の段階ではいえない。

我々としては、未来を考えたとき、組合事業をより成功させ、アユモドキを守ってきた方々の思いを引き続き進めていくためにはあの場所しか残っていないということをまず議員の皆様に報告しながら、今後もその都度、報告させていただきたく思っている。

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