スタジアム用地について環境専門家会議座長提言

公園&スタジアムの整備に関して環境専門家会議から提言が出されたことを受け、本日17:30〜全員協議会が緊急開催されました。

予定されていた場所での建設は無理そうですね。

(追記:その後、要綱設置の環境専門家会議がこのような座長提言を出したことについて、監査請求がされましたが、9/20の監査結果では、この座長提言は専門家会議としての意見を取りまとめたものではなく、村上氏の私見であるという位置づけが確認されました)

代わりに隣の駅北用地で、という案ですが、そうなれば更に土地を購入する必要があるでしょう。

翌日の新聞で知るというパターンではなく、事前に説明がされるようになったのはよいことだと思います。

取り急ぎご報告まで。

市長による説明の要旨は以下のとおりです。

座長曰く、アユモドキが貴重であるとともにスタジアムも重要。両方をよい形で進めていくために、この内容を仕上げた。
座長提言を受けて、市として真摯に受け止めながら今後のことを考えなければならない。

提言は、今の場所から組合の事業用地の中でスタジアムを設置してほしいというもの。

特に座長が心配していたのは、スタジアムができないということで、地元がアユモドキの活動を止めては困る。地元の活動があってアユモドキは生息しているということは専門家会議の皆さんの意見。

その中で、アユモドキを調査して安定的な形で維持継続していくには、調査の猶予が必要。あの場所で進めるなら3〜5年の調査が延長される。そのことを思う時に、これ以上、スタジアムの建設を伸ばす中で、アユモドキ調査をするのも難しい。

地元の意向も配慮しながら亀岡市にとってもしっかりとしたまちづくり、知事も、私自身もスタジアムを亀岡に創ると言うことを言ってきた。しかし我々にしてみれば駅北でできるかどうかすぐにわからない。議会に説明後、地元の保津町や土地改良区に説明し、区画整理組合の役員に本日説明をする予定にしたが、すぐに結論が出る話ではない。

 

この間、議会にも、スタジアム建設について50億の予算で取り組むという説明をしてきた経緯がある。市としてそれを大きく超えて拠出するのも厳しい財政状況にある。

京都府は156億円というスタジアム費用を予算化している。場所が駅北の区画整理事業組合に移転するとなれば建設費用も治水対策含めて軽減になる。それについては亀岡市と協議しながら進めていきたいと申し出ていただいた。

我々としていちばん大事なのは地元保津町アユモドキを守り育ててきた方に理解いただけること。
理解いただけず、アユモドキが生息できない、ラバーダムを立ち上げていただけないことになるのであれば、今回の判断はマイナスになる。

市としてもどうするかということも何も決めていない。
今後、地元に説明しながら、条件が整うかどうかを判断していきたい。
議会にも説明しながら進めていきたい。

14億で購入した用地については今後どのような形で、スタジアムがもしこの地に建てないとなればどのような形で有効活用するかを考えていかなければならない。地権者の貴重な財産をお譲りいただいたので、しっかり検討、議論して進めていかなければならない。

我々としていちばん大事なのは地元保津町アユモドキを守り育ててきた方に理解いただけること・・・とのことですが、税金を使ってそれをやることによって、市民福祉がいかに向上するのかということが私にとっていちばん大事なことです。

スタジアムのために更なる支出をすることについて市民の理解が得られるかどうか。

座長提言は以下のとおりです。

<スタジアムの建設位置>
アユモドキの生息環境の保全と地域の保全活動の維持・発展につながる京都スタジアム(仮称)の整備との両立を早期に実現させるため、これまで検討してきた計画地に隣接する「亀岡駅北土地区画整理事業地」を建設位置とすることが望ましいと考える。これにより、アユモドキが生息する——-への直接的影響は回避され、地下水保全等を行えばアユモドキの生息環境への影響は軽微となると考えられ、保全が確保されるものと考える。

<アユモドキ生息環境の保全の取組の継続>
なお、現状においても、アユモドキの生息環境は脆弱であることから、これまで行ってきた調査・実証実験により新たに得られた成果や知見を活かした効果的な保全の取組みを行う必要がある。
そのため、昭和52年に文化財保護法に基づく国の天然記念物に指定した文部科学省(文化庁)、平成16年に種の保存法に基づく国内希少野生動植物種に指定した環境省、平成16年にアユモドキ保護増殖事業計画を文部科学省、環境省とともに作成した農林水産省及び国土交通省、更に、平成20年に京都府絶滅のおそれのある野生生物の保全に関する条例における指定希少野生生物に指定した京都府、平成17年に保津地域アユモドキ連絡協議会を立ち上げ官民共同で保全対策に取り組んできている亀岡市、その他この地域のアユモドキの保全に携わる各種団体が連携して保全の取組を進めることを求める。
環境保全専門家会議としても、これらの保全の取組を進めるために、アユモドキ等の保全や地域の振興・活性化の観点から、引き続き、アユモドキ等の生息環境の保全・改善対策とアユモドキ等への影響が軽微なものと評価される都市公園用地の利活用に向けた検討を行うこととする。

4 comments

  1. もら より:

    現行スタジアム計画に付随する「亀岡保津川公園」事業を凍結して
    宙に浮く「共生ゾーン」や「憩いの広場」整備費約1 5億円を
    駅北組合の土地費用に充てれば、
    市が掲げる“ 50億円 ”の範囲内に収まると思います。

    それから駅北組合の工事で既に埋め立てられた敷地は、
    現行スタジアム計画で京都府が組み込んだ地下貯水槽のような
    洪水対策をちゃんと備えているのか不明だったので、
    もし駅北組合の敷地に「地下貯水槽つきのスタジアム」が
    建設されるのなら、保津川水害の懸念もかなり解消されて
    一石二鳥になるのでいいと思います。

    ぜひとも、他の市議や自治体側にこの意見を掛け合ってほしいです。

  2. アユモドキ より:

    我々としていちばん大事なのは地元保津町アユモドキを守り育ててきた方に理解いただけること。?????
    一番大事なのは、そもそもスタジアムとアユモドキは別問題であること、市税は一つの自治会のためにではなく全市民のためにあること、その原点に立ち返り、今回の経緯をすべて明らかにして、問題点とその責任を明確にすることだと思います。

  3. K より:

    専門家の結果が測量のやり直しやら、全部の調査結果が出るのに何年も掛かってしまい現在の駅北裏の予定地建設は不可代わりに他の候補地を探すこれが専門家と市長が府庁で知事に報告した経緯しかし測量のやり直しやらで負債は横ばい他の候補地にしても地権者との話し合いから第一候補地の駅北口の予定地は塩漬け土地になってしまい負債だけがまた残ってしまうのでは無いのでしようか?

  4. 酒井 あきこ より:

    皆様、コメントありがとうございます。
    お返事が長大になってしまったので、別途、記事として投稿しますね。

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