給与表の改定

ご報告が遅くなりましたが、2月の臨時会では、国の公務員給与制度の総合的見直しに従い、亀岡市職員の給料表の改定という議案が出てきました。

給与表の変更

改定による増減

給与制度の総合的見直しといいますが、仕組みはそのままに給料表の金額を改定するものです。国は、地域間配分の見直し、世代間配分の見直しと理由を付けているものの、その中身は、人数の多い50代の属するところの単価を減額して、人件費を削減しようという安直なやりかただと思います。

 

この給料表の改定に質疑もなく特段の議論もないまま共産党議員団も賛成したのは意外でしたが、私は職員の待遇が悪くなることに反対だから、給与表の改定はダメだ、ということではありません。

職能資格制度の年功的運用を維持したまま、単に給料表を改定するのではなく、亀岡市として人的資源の可能性を最大限引き出す為の検討の余地があったはずだと考えての反対です。

給与制度の総合的見直しというのであれば、職員の意欲と能力を向上させるような、人財戦略に基づいての提案であってほしいと思います。

勤続すれば普通に給与が上がっていく、一度上がったら下がらない、昇格したら降格しない、というような仕組みと運用のままで給料表だけを改定するのでは、頑張っている人が報われない。今、50代の層が厚くて人件費がふくれているからという都合でそこを削るとすると、後の人はどうなるでしょう。

それとは別に、わずかながらボーナスがアップしました。それも人事院勧告に従って・・・とのことでしたが、人事院勧告には国家公務員でなくても公務員である以上は「従わなければならない」というルールはありません。市長、副市長などの特別職まで一緒になってあげる必要がどこにあるのか理解に苦しみます。一般職員のように給与表の改定もありませんが、ボーナスだけアップする。だいたい、4年ごとに多額の退職金を受け取る特別職こそ、総合的な見直しをすべきでしょう。

更に納得がいかないのは、議員提案で議員のボーナスもアップするという議案が出てきたことです。議員報酬も一般職員とは根本的に違うものですから、一緒に上げ下げするべきではないと思います。

結論は、全議案可決でした。議案についてはあっさり通りました。

国にそのまま準じた内容を提案され、それを認めていくというのではなく、何事も自分たちで深く考えて意見を出し合い議論してみる、ということに時間を取れなかったことが残念です。

これを通したことが妥当だったのかどうかは別としても。

その後、議会人事のための調整、会議が行われ、長い時間をかけて2月臨時会は閉会しました。非常に残念です。

 

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