課題は今年も先送り

一般質問でも、エピソードとして紹介しましたが・・・
「市民サービスを低下させないため」「財政需要に対応するため」と財政調整基金(=貯金)を取り崩すのが当たり前のようになってしまっている亀岡市。その考え方をもうやめなくてはならないと思います。

11057118_844515552291287_3441224620440692788_o右のグラフは、過去に財政の勉強会に参加した時の演習で作成したものです。亀岡市の実質単年度収支を示しています。

上下逆さまではないのか(赤字がこんなに続くのはあり得ない)・・・と通りすがりの人が2度見、3度見していきました。普通、議会で通らないでしょ。と参加者から不思議がられ、このマイナスが3年続けば、議会は何をやっているのかと言われますよ、と講師からもコメントされたこのグラフの右端には新たに二年分の棒が下向きに伸びます。(*黒字のところは土地が売れて臨時収入があった年です)

つまり28年度も赤になります・・・。

どこで誰が歯止めをかけるのでしょう。議会が、今、ダメだと言わなきゃいけないのではないかと私は思います。
私は28年度予算案には反対しました。私はスタジアムの誘致が亀岡のあの場所に決まってしまったことは亀岡にとってピンチ以外の何者でもないと思っていますが、この予算案はそれ以前の問題です。

私は、議会としてこれ以上、「財政需要に対応する為」という理由で財政調整基金を取り崩すことを認めるべきではないと考えます。

28年度当初では基金の取崩額はこれまでと比べれば少ないという説明でした。しかし、足りなければ基金を取り崩すのもやむを得ないという考え方を根本的に改めなければなりません。これは、金額が少なければよいという問題ではありません。

更に、27年度と同様、見込むべき経費が見込まれていないことは質疑で明らかにした通りです。執行の際の努力で削減できないような事業費について、少なく計上しておいて必要があれば補正するというのは戦略ではありません。審査の際の説明に、何度も「補正の際にはご理解を」という言葉が出てきました。そこでも結局は財政調整基金をアテにしているのです。これを認めることは、次世代にツケを先送りするということです。議会としても、後の補正込みで当初予算を審査するのは本来のあり方として問題があると考えます。

厳しい財政状況であり、基金が枯渇しようとしている今だからこそ、見かけ上の歳出削減で補正ありきの予算を認めてはならなかったと思っています。

結果は、賛成多数で可決でした。

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