何を削る?何を活かす?

中期財政見通しでは、H28〜32年の5年間で30億円の財源不足が生じるとされています。
表にまとめてみました。

なお、この表は、亀岡市が公表している「亀岡市の財政状況及び今後の見通し」をもとに作成しました。
数字をどのように見込んだのか等、詳細についてはそちらをご覧下さい。

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これまではどうやりくりしてきたかというと、貯金の取崩しと財産の売払い等による臨時収入です。今年度は退職金のための借金まで予算にあげていました。

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(*H26年度見込は、昨年5月発行チラシ段階での公表数字)

が、そのようなことはこれ以上続けられません。

足りないからといって、収入を増やすのはままならないものです。一般家庭なら、お金が足りなければ、まず支出を見直しますよね。いざというときのための貯金に手を出す前に。

それで生活水準を下げることになったとしても、貯金にはできるだけ手を付けない。毎年行っていた旅行をやめるといえば、家族から不満が出るかもしれませんが、家計の状況を説明すれば子どもだってわかります。

しかし、市の財政で、支出を見直す、ということは今まで提供していた市民サービスが縮小されたり、廃止されたり、ということを意味しています。すると不満がでます。その不満の声と向き合うのを億劫がって、財政状況を十分に伝えないまま、大丈夫大丈夫とごまかしながら貯金を取り崩し続けた結果が今の状態です。

不満の声と向き合うべきだったのは誰でしょうか。
それは政治家です。しかし、人気商売なので、有権者が求めることを実現して喜ばれたい。将来のための貯金を食いつぶしたり、子供達にツケをまわすような借金をしたりするのはやめましょう、とはなかなか言いにくい。有権者が今さえよければいいと思うなら、政治家にとっても今が全てです。

しかし、私は有権者に期待しています。説明すればわかるはずだと思います。わからないのは、伝えてこなかったから。

どうか、あれもこれもできない時代だからこそ、市民も市の財政に目を向けて下さい。財政見通しでは赤字となっていますが、当然ながら赤字にならないように予算を編成します。そのとき、どのような取捨選択が行われるのかを、しっかりと見ておかなくてはなりません。

2 comments

  1. アユモドキ より:

    先日テレビで「ない物ねだりから、ある物探しへ」と言っていました。なるほどです。しかし、京都府も亀岡市も、スタジアムの次は新幹線といまだに一昔前のない物ねだり真っ最中です。
    この「ない物ねだり」は、貴重な税金はもちろんのこと、地域の歴史、文化、自然など、「ある物」を失うことにもつながります。
    亀岡は、まるごとスタジアムではなく、いまある物・人を最大限生かしたまるごとミュージアムが最もふさわしいて貴重な所です。

  2. k より:

    一般企業と比べて幹部職員や一般職員とは違い退職金の額が多いです!大手企業なら別ですが中小企業や町工場なら退職金やこれから先つまり職場が破綻、行政なら赤字財政団体に入る訳です中退(希望退職)に支払われる保証金や市の出先機関である外郭団体の横滑りも無くなってしまいます。

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