なぜ今更アユモドキ問題なのか

アユモドキを、国際自然保護連合(IUCN)が絶滅危惧種に指定する見通しとの報道がありました。

今後、スタジアム計画はどうなっていくのか。増々注目されることでしょう。

誘致が決まって以来、亀岡市ではスタジアム関連事業としてアユモドキ保全経費が増大していっています。26年度決算は、8583万円余。
誘致が決まるまでは毎年400〜500万円程度の経費でした。

先日、27年9月定例会で可決された補正予算で保全経費1500万円を増額しました。当初予算約6200万円と合わせると27年度予算は7723万4000円。

アユモドキが棲み続ける環境事業経費

専門家会議の意見に対応するために追加の費用が必要になったとのことですが、どこまで費用をかけても、これでスタジアム建設とアユモドキ保全が両立出来る、という結論が出るのかはわかりません。

スタジアムに期待している人からも、アユモドキに費用をかけ過ぎだ、頑張って保全してきたのは地元の人たちなのになぜ部外者の意見をそこまで聞く必要があるのか、という声が出てきています。

なぜせっかく早期にスタジアムを建設してにぎわいを作り出そうとしているのに、今更環境の問題で足止めをされてしまうのか?

以前も、過去にスタジアム問題の振返り記事を書きましたが、ここでアユモドキに関して誘致決定前後の流れをもう一度おさらいしておこうと思います。

H24年7月 スタジアムの用地を選定している段階での亀岡市の回答

 

H24年12月26日 京都府の専用球技場用地 亀岡市に決定

H24年12月28日 環境省が京都府を訪問し計画に大きな懸念を示す

○府・環境省「亀岡サッカースタジアムに係るアユモドキ保全に関する情報交換」

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H25年1月11日 
府が亀岡市に事情聴取
事前に大丈夫だと確認したのではなかったのか!?
府としては専門家と協議して十分な提案をしていたと認識していたが・・

○府・亀岡市「亀岡サッカースタジアムに係るアユモドキ保全に関する方針について市からの事情聴取のための会議」

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誘致が決まってから、大慌てです。で、現在は環境保全専門家会議を設置してご意見を頂きながら計画を進めているわけですが、本来は誘致前に調整した上で提案するべきだったというのが京都府の考え方のようです。一般的にもそれが普通と思われるのではないでしょうか。

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上記は今から2年10ヶ月も前、スタジアム誘致決定直後の会議の記録です。

この間にも世界的権威ある学会や世界規模の環境保全団体を含め、多くの専門家・団体からスタジアム計画に懸念の声が寄せられ、今回は国際自然保護連合(IUCN)が絶滅危惧種に指定する見通しとの報道。誘致を決定した京都府も、このような大問題に発展するような提案だとは夢にも思わず結論を出したことが誘致直後のやりとりから伺えます。

増々注目が集まっていますので、スタジアムを作りたい、という意気込みだけでは進められません。期待していたのに・・・という憤りは、どこへぶつけるべきものなのでしょうか。

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