それがどうした。

京都府から封書が届いていました。 京都府情報公開審査会から知事への答申書の写しでした。 そうでした。昨年、京都府に対して開示請求したスタジアムに関する公文書の非公開決定(不存在、黒塗り等)について私は異議申立てを行っていたのでした。

スタジアム用地について府の説明と市の説明とがかみ合っていないのはなぜなのかと思い、それを調査するために開示請求した文書なのですが、文書が不存在なワケないだろうと。 それから1年4ヶ月ぶりに情報公開審査会から答申が出た、その内容です。

読んでわかったことは・・・亀岡市は京都府に対して説明した用地確保の方針を変更するときに、府に連絡していなかったんですね。府は、新聞報道で知って亀岡市に連絡を取った、と。

京都府情報公開審査会の答申書

京都府情報公開審査会の答申書より

それがどうした。関係ない。

と言う方もいるだろうと想像します。しかし、同じようなことが頻発しているのです。スタジアムがいいかどうかはさておいても、巨額の税を投入する大事業にこんな調子で関わってもらっては困りますね。

本当にいい加減です。 当時の怒りを思い出しました。 亀岡にスタジアム誘致を決定いただければ年度末までには責任を持って全用地を確保すると言っていた亀岡市。

平成24年12月26日に亀岡市にスタジアム誘致が決定され、年が明けて

平成25年3月11日には京都府が府議会で次のように答弁しています。

京都府議会文教常任委員会

Q:用地の借地契約交渉はあと1件残っているが、その方も2月中には交渉ができると聞いていたが現在の状況はどうか。

A:亀岡市からは3月中には仮契約すべく交渉を進めていると聞いている。 で、その3日後、

平成25年3 月14 日及び15 日の新聞報道により、京都府は、亀岡市が全用地について、買収の方向に転換したことを知ったため、亀岡市にその交渉の内容及び現在の進捗状況等について聞取り等を行った。

府議会で、あと1件の地権者とも3月中に(賃貸借の)仮契約すべく交渉を進めていると聞いている、と答弁したばかりの京都府は、亀岡市からの連絡ではなく、なんと新聞報道で「全用地について買収に方向転換」と知ったというのはあまりにもひどいですね。大変驚いたことでしょう。

ここが、今回出てきた京都府情報公開審査会から知事への答申書によってわかったことです。 何を京都府と話し合っているのかを知りたくて開示請求したけれど、何も話し合ってなどいなかったんですね。

そして、買収に方針変更と発覚した1ヶ月後、

平成25年4月の府議会委員会質疑では・・・

Q:亀岡市で進めている用地の確保状況はどうか
A:地権者数で約90%の仮契約が完了していると市から聞いている。

Q:契約完了の目途は
A:4月完了に向けて取り組んでいくと聞いている

Q: 残った1名の地権者の了承は得られていると理解していいのか。
A: 個々の状況まで詳しく把握していないが、亀岡市において鋭意交渉を進めていると聞いている。 更に1ヶ月後の

平成25年5月府議会文化スポーツ振興・京都ブランド戦略特別委員会では、

Q: 京都スタジアムについて、当初用地は賃借であったが、用地買収という方法になったと報道されたが、用地費用はどうなっているのか、またその他に亀岡市の新たな負担というのは発生するのか。
A:  亀岡市の都市公園として整備するもので、面積は12.8haとなっており、今後買収するという仮契約を亀岡市のほうで地権者と締結していっているところである。金額はm2当たり11,000円ほどで契約していると聞いている。 その他の負担としては、アクセス道路、環境保全に関わる費用、公園に必要な施設整備などが必要になるものと聞いている。

ちょっと待って下さいよ。亀岡市で厳正なる鑑定評価によって11,100円と決定され、財産取得議案として出てくるのはその1年5ヶ月以上先の話ですよ。 おかしいでしょ。

スタジアム用地鑑定評価 (H26.8.18議案審査資料)

スタジアム用地鑑定評価
(H26.8.18議案審査資料)

 

平成26年8月亀岡市議会臨時会 用地を取得する議案が提出されました。

それについて質疑したことに対する答弁は酷いものでした。委員会で審査するのに、本会議でたくさんの質疑をするのはけしからんと言われましたが、委員会審査も酷いものでした。何の審査にもなっていない。これでは議案を判断できません。そこで、再付託の動議を出しましたが認められませんでした。そして、用地は買収されたのです。

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