頑張ってもムダなのか

先月から用地買収の話が出てくることがわかっていたから、公園事業認可でどのような協議がされていたのか、整備費の内訳、費用便益比率を出しているのかどうか、抜けている土地はどの部分か、登記簿を確認したり、開示請求したりして調べて、この議案に臨みましたが・・・全てムダだったのでしょうか。

どうせ結果は決まっているのに、ムダなことをやっている、という意見も確かにあります。

議会では発言できない会議は傍聴し、発言できる機会はフル活用して、議案に質疑し、委員長報告にも質疑し、再付託の動議を出し、討論をしました。

しかし、

この議案の論点は何か。結論に至るまでにどのような議論をするか。その議論から妥当な結論を導きだせるか。

そんなこと誰も気にしていない。
どうでもいい。
最初から議案を通すつもりで形ばかりの審査をしていると思われかねない態度です。

市に情報を出さないとハッキリ言われても怒りません。
何もわからなくても構わない。

この計画には、これまでから指摘しているように数々の課題があります。それを具体的にどう解決していくのか・・・「しっかり話し合っている」はずのプロジェクトチーム会議の中身は、この臨時会でも「見せられない」との答弁でした。

それでも議会はスタジアム公園のための用地取得を可決して、計画は中身がわからないままにどんどん進んでいってしまう。(→過去記事:なぜ用地買収議案は可決されたか

頑張っていてもムダ。なのか。そんなことはありません。

この8月18日の臨時会には、多くの皆様が傍聴に来て下さいました。都合が付かない方はネット中継でご覧になった感想なども送ってきて下さいました。

初めてこのやり取りを見た方は、大きな衝撃を受けたようでした。こんなことで市の重要なことが決まっていってしまうのか、と。

直接請求による住民投票条例案の審査の時から注目して下さっている方からは、またか、との声もありました。

会議などは形ばかりではないか。

何もわからなくても、結局は賛成するというのでは、議会は全く用を成していない。

議会で何が行われているか、これからしっかりと見ておかないと危ない。

とんでもない議会の有様を直接目の当たりにした方々が、熱心に周囲の方にその様子をお話しいただいているようで、その感想についてもメッセージでいただきました。

私の採決行動で結果を変えられなくても、市民の意識は確実に変わりつつあります。そして、無謀な道を突き進もうとする亀岡市の未来を変えられるのは、もはや市民ひとりひとりの行動にかかっています。

用地買収が始まってしまったのではもうどうしようもないのでは?

そんなことはありません。これだけ金を注ぎ込んでしまったから、もっと注ぎ込むしかない、というのはギャンブルで破滅するパターンです。ここで諦めて何もせずに静観していたら、心配されていた課題が現実のものとして目の前に現れてくるでしょう。用地を買収することそのものより、直接に市民生活に関わる問題です。

引き返すのに遅すぎるということはないのです。
私は絶対に諦めません。

One comment

  1. アユモドキ より:

    Jリーグのホームスタジアムの建設経緯をしらべたところ、東京オリンピック、国体、インターハイなどを経緯に整備された総合公園の競技場を、Jリーグ基準に改築、改修したもの、或は2002年のW杯に合わせ整備されたもの、そして企業所有のもでした。唯一フクダ電子アリーナが2005年完成でした。しかしこれも、現在のスタジアムのアクセス条件が悪く、また大規模な工場跡地の再開発の一環として総合運動公園が整備され、その中の一つに球技場を造ったものでした。つまり、2002以降、大規模で、単独に、スタジアムを新設したところは、全国的にどこもありませんでした。今回の計画は、全国初です・・・といえば聞こえはいいですが、つまり、誰もやらない、前代未聞の無駄な公共事業ということの何よりの証拠です。

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