市は一体、何をやっているのか?

1年前に、スタジアム建設にどんな課題があると認識されているのか聞きましたが、「いろんな課題が出てくる」「隠すようなものは何もない」とか「プロジェクトチームで連携して課題の解決に向けて協議を行っている」と言うので、その協議を隠さず開示していただくように求めました。

市は一体、何をやっているのか?

様々な課題を指摘しても、「いまやってる」「ちゃんとやる」「職員一丸となって一生懸命やる」ばかりで、具体的にどうするのかよくわからない。そんな説明で納得してお任せするような態度では仕事をしているとは言えません。

「何を」「どのように」職員一丸となって一生懸命やっているのかプロジェクトチームの会議録を確認すべきです。一定の方向性が見えているのかいないのか。

これは3月定例会でスタジアム関連予算の審査をする前に是非、把握しておくべきことですのでそれに間に合うように前回開示請求を行いましたが、意思形成過程にあるものだから出せないとのことで真っ黒塗りでした。

公文書は公開が原則。非公開は例外です。

あれから3ヶ月経ちましたし、更に会議も重ねているので、諸課題について対策が確定し、開示できるものがあるのではないかと再度、開示請求をしました。

スクリーンショット 2014-06-18 16.58.24結果は、こういうのが155枚。まさかまだ何も確定したことはないのでしょうか。

155ページに渡って、「どうしようどうしようたいへんだたいへんだこまったこまった」とでも書いてあるのでしょうか。

あるいは、市民の目に晒されたら困るような意思形成過程を辿っているのでしょうか。と、あらぬ(?)疑いをかけられる方が困るのでは。

昨日、6/19付けで、亀岡市長に異議申立てをしました。

市は不開示理由について亀岡市情報公開条例第7条第4号を理由にしていますが、第7条4号の趣旨は、行政機関の意思決定に対する支障が看過し得ない程度のものである場合に限り、これらの情報を不開示情報としたものです。すなわち、開示のもたらす支障が客観的に「不当」と判断できる場合に「例外的に」不開示とするものです。

第7条(4) 実施機関の内部、実施機関相互の間又は本市と国、独立行政法人等、地方公共団体及び地方独立行政法人(以下第6号において「国等」という。)との間における審議、検討又は協議等に関する情報であって、公にすることにより、率直な意見の交換若しくは意思決定の中立性が不当に損なわれるおそれなど、公にすることにより公正な意思形成に著しい支障が生ずるおそれがあるもの

請求文書には最終的な意思決定前の事項に関する情報も含まれると思われるものの、事項的に意思決定前の情報をすべて不開示とすることは、行政機関がその諸活動を説明する責務を全うするという観点からは適当ではありません。

今回の不開示部分については具体的に、「支障」の程度が開示の公益性に比して高いものであり、「おそれ」も蓋然性の高いものであるとは考えられないし、またその説明もありません。

大規模スポーツ施設関連事業は市の将来に関わる大きなプロジェクトであるにもかかわらず、その課題解決については具体的内容が明らかにされないままに議会にも判断を求めるという極めて異常な事態となっています。

プロジェクトについて庁内横断的に議論するために設置されたこのプロジェクト・チーム会議の内容は、様々な観点から市民や報道機関の関心が高く、公開の要請が特に高いものです。

また、第4次亀岡市総合計画進行管理 評価・査定事業 事業査定一覧表では、大規模スポーツ施設関連事業について「プロジェクトチーム会議等の資料を公開し、さらなる情報提供をしてほしい。」という市民意見に対し、市の回答が「意思形成の途上にある情報を公にすることは、誤解を与え、混乱を招く可能性があるため公開は考えていない。」とされていました。これは、会議内容が情報公開条例の非開示理由に該当するか否かに関わらず、当初から市が公開しない考え方を持っていたことを示すものです。

第4次亀岡市総合計画~夢ビジョン~ 亀岡市総合計画審議会 平成 25 年度 第3回進行管理部会(平成25年11月19日開催)では、このような市の対応方針を見直すべきであるという意見が相次ぎましたが、事務局として入っている職員は「内部の意思形成過程の会議は現状では情報公開はしていない。」という主張に終始するばかりでした。

そういうわけで、今回、請求文書の内容を実質的に全て不開示としたことも、情報公開条例の不開示理由に該当するか否かを検討した結果ではないと思われます。

重要な政策の審議を行うための庁内会議は、多くの自治体でも積極的に公開がされています。(例えば千葉市

亀岡市のように、内部的な会議だから公開しない、意思形成過程の途中だから公開しない、と頑張っている自治体は遅れているのでは?

市の施策決定における意思形成過程の透明性の確保を図り、市政への市民参加に資するものとしても、今回の請求文書についてはむしろ請求を待たず開示されるべきものと考えます。

 

2 comments

  1. アユモドキ より:

    これを155ページも黒塗りする作業、そして渡すということに、驚きをとおりこして敬意を表します(笑)「公にすることにより公正な意思形成に著しい支障が生ずるおそれがあるもの」という規程はよく議論のあるところではありますが、公表しないことで、つまり情報が明らかにされないことで公正な意思形成を損なうこともあることも同時に考慮しなければいけません。
    しかし、今回は、既に亀岡市としてスタジアムを誘致すると意思決定しており、今更何の意思形成を図るというのでしょうか?非公開とする理由にはなりません。それでも支障が生じるというのなら、その意思決定に不備があるから公開できないのでしょう。そう思います。

  2. 酒井 あきこ より:

    この、一連の市のやりかたについて、

    アナーキーかつパンクな役所(?)ですね。

    と、他の自治体関係者から賞賛の声をいただきました。役所のあとに(?)マークがついていたのは、本当に公務所なのか、という嘲笑だと思います。

    その自治体では絶対にこのようなことはしないでしょう。
    もしやったとしたら、市民が黙っていないでしょう。

    しかし、亀岡市ではこれがまかり通っているのです。
    そして、市民も黙っていたのです。これまでは。
    それを変えていきたいと思います。

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