なぜ予算に賛成できるのか

適切な手続きも、市民合意もできていない、これからどうなるか、いくらかかるかもよくわからないスタジアムを核にした行き当たりばったりのまちづくりのための予算。

私はこれを財政破綻への第一歩であると考えていますので、詳しく理由を述べ反対しました。(反対討論の内容

賛成多数のため可決されましたが、市民の皆さんも賛成の理由を知りたいと思いますので、スタジアム部分について賛成討論の抜粋を掲載しておきます。

一般会計予算に賛成しながら、スタジアムについては特に言及しなかった方もいます。

討論の動画はこちらからご覧いただけます。(会議録は約2ヶ月後に公開されます)

亀岡市議会 議会中継

亀岡市市議会3月定例会 議案討論(スタジアム関連部分の抜粋)

*赤字は私が感じている疑問を示すコメントです。

■堤 松男 議員

・長引く景気低迷の中、我が町の景気回復と市民に希望が湧いてくる街を実現するため、市長3期目の公約の亀岡に京都府が進める大規模スポーツ施設を誘致することが、市内経済団体をはじめ、自治会連合会、商店街連盟、スポーツ関連団体、前議長の呼びかけのもと賛同する多くの議員、加えて後押しをしていただいた大多数の市民の熱意が伝わり、厳しい誘致審査(審査時に京都府から示されていた懸念・・・環境への影響、用地の確保に対し亀岡市が大丈夫と答えていたことは誘致決定後大丈夫ではなかったことが発覚)を経て、山田京都府知事が英断を下され本市に誘致を決定していただいた。
・これは市長のみの努力では成し得ない、市長とともに歩み賛同する大多数の市民(大多数とは?誘致を求める署名56,000筆は市外、職員関係者、自治会への回覧板での収集、複数回署名歓迎、スタジアムの内容不明)あげての勝利である。
・今議会に提案の大規模スポーツ施設を含む亀岡保津川公園に関連する予算については、本市の将来の発展に必ず結びつく、また起爆剤になると確信している。(根拠は?起爆剤になると確信して行ってきた過去の事業は現在どうか
・子供や孫たちに誇れる亀岡を自信を持っていただき、数少ない施設が亀岡に出来る、全国の人がサッカーファンやサポーターが我が町亀岡に来てくれる、そして市内で食事をしていただき、また宿泊をしていただき、帰る際にはお土産を買っていただく、こういったことの相乗効果が生まれてくる。(どの程度?
・また、目に見えない効果や、施設ができあがりどのような経済効果が生まれるかは計り知れない。(市民が不安に感じているマイナスの影響も測るべき
・この効果について、私は、府下の中で亀岡市がうらやましいとよく聞くが、亀岡の経済をなお一層発展させ、お金を亀岡にたくさん落としていただいて、亀岡市の自主財源となり、これによって福祉の充実や教育の充実に充てていくことが大事である。(妄想
・しかし大変残念なことに、日本共産党市会議員団は、修正案をもって反対をするための反対をされている。(賛成のための賛成ならよいのか
・また一部議員には理屈をたらたらと述べ、自分の意に沿わないから反対だと、民主主義の世界の中で、一部の政党や一部の議員の周りの支持者の声を聞いてそれを議会で反映させるのは議員の仕事ではない。(理屈すらも述べられず、一部の利益のために推進するとは言語道断である
・我々26名の議員は、9万6千市民(人口は毎年500人ずつ減っており、現在は92,000人を切った。持続可能なまちづくりとは)の代弁者として市民のために働くのが仕事である。一部ための奉仕者なら出てもらわなくて結構だと思う。(代弁者ではなく議事機関を構成する人員として選ばれているのである。自分の頭で考えられず一部の代弁をするだけでは議事は成り立たない

■中村 正孝 議員

・大規模スタジアム関連予算については、様々な議論があったが、土地代その他で17億円余りと大きなものである。
・この予算は京都保津川公園として整備するもので、従来から治水、環境、財政面を特に心配する声があり、我々も同様に危惧をしていたところである。
・これについての現段階での答えは、治水に関してはスタジアムの盛り土を最小限にするとともに、遊水機能を持つ部分から土砂を取って切り下げ、それをもって盛り土にするとのことである。またスタジアムの底地に貯水タンクを備え付けることで最低限の効果は確保できると考える。(執行部答弁の引き写しか。提案側の説明を鵜呑みにしては京都府のようにアテが外れて困ったことになる可能性大
・桂川に関しては、府の施設を建設されることから、今まで以上に治水対策が進むのは自明の理であり、盛り土の工夫や貯水タンクをもわせると、治水安全度は間違いなく向上するものである。(治水安全度は低下しないが向上もしないとの執行部の答弁である
・桂川三川合流地点から嵐山までの整備については、このたび国の予算が5年間で170億円つき、下流の浚渫はもちろん、改修ができ、さらに上流の亀岡区間についても順次整備することができるようになる。(スタジアム建設との関わりは
・環境面に関しても、アユモドキの対策については地元亀岡市保津町地域アユモドキ保全協議会や、今日まで関わってこられた有識者の意見はもちろんのこと、これ以外の外部の有識者に参加を願い、サンクチュアリを整備していくことは、全くもって合理的であり当を得ているものである。(スタジアム建設との関わりは
・財政面については、特別会計をもちより有利な形での財政執行をしようとするものであり、交付金や補助金を最大限生かすための工夫がされている。(補助金が得られなかった場合は単費で購入することになるが、その金はない。補助金を得られる確証もない
・また、スタジアム及び京都保津川公園の完成後は、にぎわいのまちづくりの拠点として、また亀岡経済再生の拠点となるものである。(根拠は
・亀岡駅北の区画整理事業の北側にスタジアムが出来ることは、駅北市街地のより早い振興につながり、新しい亀岡の拠点ができることの効果は計り知れず、例えば固定資産税の増加を考えても増収が見込め、間違いなく市民福祉の向上につながる効果を生む。(根拠は
・現時点では全ての条件が完備されているものではないが、スタジアムや京都保津川公園の供用開始までに、或いは遅れたとしても速やかに解決ができる見込みのたつものと考えられる(根拠は)ことから、今回の大規模スタジアム予算については了とするものである。
・スタジアム誘致決定に伴い、長年の懸案であった国道423号線の改良工事、保津橋南進、国道372号線の改良、川東縦貫宇津根橋架け替えなど京都府が所管する関連施設の事業が決定された。(スタジアム計画の妥当性を説明する内容として不適切

■木曽 利廣 議員

・大型スポーツ関連予算については、都市計画決定の手順の遵守、補助金等の確保、用地取得は鑑定評価に基づくことなど答弁どおりに予算執行されるよう指摘しておく。
・市税収入が減少する中で、義務的経費が増大し財政状況は予断を許さないところである。本年度の予算が、市長が言われる計り知れない経済効果が現れることを切望する。(指摘・切望で認めてよい内容ではない

 

私には、賛成討論を聞いてもやはり、賛成できる理由がわからないのです。市民の皆様はどう思われますか。

2 comments

  1. 佐賀市でも同じような議案でバルーンミュージアムの予算が当初予算に提出されました。
    基本構想ができあがる前に土地の取得の議案が出るというキミョーな議案で、常任委員会では各会派の議員から質問が多数でても、結局採決では可決という市民感覚無視の採決結果でした。
    何処の議会も一緒なんですかねー、、、、(^_^;)

  2. 酒井あきこ より:

    千綿さん、このまちの将来を左右するような重大な意思決定を、目を瞑ったままやってしまうという結末には心底失望しました。
    この多数派を構成する議員を送り出した市民の皆さんは、いまどう感じているのか聞いてみたいです。
    案外、これが市民感覚に合致した結論だったのかも知れません。そうでないのなら、是非声を上げてほしい。いくら議会改革と頑張ってみても、本当に議会を変えることができるのは市民の選択しかありません。

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