開示請求

joho

市役所1Fの情報コーナーには「大規模スポーツ施設について」というファイルがおいてあり、そこに情報がファイルされています。

スタジアムについて、情報は全て公開している。これからも公開していく。と言い続けている亀岡市。

私は、全く信用できないと思っています。

最初から信用できなかったわけではありません。

しかし、これまで開示請求してやっと出てきた情報の中に重要なものが多く含まれていました。誘致決定直後の、国・府のやり取り、府・市のやりとり、環境省から寄せられた意見等は府への開示請求で明らかになりましたが、事情聴取と環境省からの意見は亀岡市にも資料が存在します。それは公開されていませんでした。

府・環境省「亀岡サッカースタジアムに係るアユモドキ保全に関する情報交換」 (2012年12月28日)
府・亀岡市「亀岡サッカースタジアムに係るアユモドキ保全に関する方針について市からの事情聴取のための会議」 (2013年1月11日)
環境省近畿地方環境事務所の意見(2013年2月1日)

そして、誘致先を選定するための京都府の用地調査委員会に、亀岡市は「地元環境保護団体等の理解は得ています。」と回答しています。→第6回専用球技場用地調査委員会の開催結果(平成24年8月30日)

どこのどなたに聞いて、どのような意見をいただいたのかと開示請求をすれば文書不存在。

保津地域アユモドキ保全協議会の一部の方に口頭で聞いたそうです。

けど、保全協議会会長って、先ほどご紹介の「魚類学会への要望書」を提出した保津町自治会長と同一人物なんですよねー。「アユモドキがまちづくりの仇となるのであれば・・・」という考えを魚類学会に突きつけた保津町自治会です。そこを代表しての意思表示だったのか、保全協議会を代表しての意思表示だったのか。少なくとも保全協議会の会議ではそのことについて一切話し合われていません。

一部の推進に積極的な方に聞いただけで、「環境保護団体等」の理解を得ていると回答していたわけです。それも、追及しないと明かさない。

経済波及効果として繰り返し議会で答弁に使っていた数字の根拠はというと、どこにもない。開示請求してやっと出てきた大規模スポーツ施設誘致にかかる検討調査委託業務報告書というデタラメな資料(P41)。議会で質問したときも「公開している」と答弁し、探してみてもなかったので担当課の窓口まで行って尋ねたら、公開にはいろいろな考え方があるそうで、窓口まで来てみせてと言われたら見せられる状態になっている、のだとのことでした。(その後、ホームページ、情報コーナーで見られるようになりましたが)

年に1回、自治会を巡回する地域懇談会では誘致が決まる以前、市民生活への影響ではなく府へのプレゼンと同内容のものを説明していました。しかし、他市の建設候補地に比べていかに亀岡市駅北用地が優れているかの説明を聞きたいのではなく、市民が心配しているのは市民生活への影響です。今年度こそは懸念事項についてもしっかり説明するのか、と問うたことに対し、説明する、と答弁しておきながら、その場になってみたら地域懇談会の質問事項にあがっていなかったので準備していない、などと言う始末。

質問事項に上がっていなくても、都合のよいプレゼンだけは勝手にやったのにね。市民生活への影響は調査中なので説明できません、と正直に言えばいいのに。

suigenで、昨年になってから、水源調査1700万円(スタジアム予定地の地下には亀岡の美味しい水の源があります。そこにスタジアム建設のためにたくさんの杭を打ち込んで大丈夫なのか?)や、動植物調査1050万円地質の調査280万円を業務委託しています。

うち、水源調査は25年10月末に結果が出ると聞いていました。まず結果が出た頃に電話で問い合わせましたが、まずはこれから執行部に報告し、その後、議会や市民への説明になると思う、とのこと。それから既に2ヶ月以上が経過していますが何の音沙汰もありません。それで今日、担当課に問い合わせてみましたら、市民への公開についてはスタジアムを担当している政策推進室、とのことでした。

1700万円の税金を使って調査を委託したのですから、その成果物も市民のものです。業者からの調査報告書は10月に納品されているのに、それを公開するのになぜそんなに時間がかかるんでしょうね?

報告書をもとに、「水については100%大丈夫です」とか「ちょっとヤバいです」とかいう説明をまとめていただかなくてもいいんですよ。そのまま出してもらえれば。できればオープンデータでお願いします。

しかし、いつ頃公開されるのか、それとも170万円の大規模スポーツ施設誘致にかかる検討調査委託業務報告書のときのように、中の使えるところだけ小出しに使って報告書自体は開示請求があるまで公開せず、開示請求したり窓口で問い合わせるまで出さずに、それを公開していると言うつもりなのかわかりません。すでに2ヶ月経過していますので、開示請求することにしました。

何が信用できないといって、虚偽公文書つくっても、市のためを思って一生懸命やったことならシカタガナイで済まされるところが一番信用できません。

それでいいなら不都合な文書は作らずに済ますぐらい、どうってことないでしょう。現に、開示請求に対する文書不存在、という事実があっても、特段の対応もされていませんし。

そういうことのないように、後から行政の意思決定過程がわかるように文書を作成し、市民が活用することを前提に整理していただきたく文書管理条例の制定を提案しましたが、いまある規則で十分。あるべき文書がなかったのは、条例がなかったからではない。とのことでした。つまり、条例があろうが、規則があろうが、刑法に違反しようが、根本的な考え方が改まらなかったらなにやってもムダ、と豪語されているわけで。コワイ。

2 comments

  1. アユモドキ より:

    水道水源への影響の問題は、市民生活に直結する大変重要な問題です。地下水に関しては、影響が出るか否かは予測は不可能で、影響がでた場合の対策も決め手はありません。それは、日本の技術力を結集して対応にあたっているはずの原発問題を見ても明らかではないでしょうか。

  2. 酒井あきこ より:

    地盤対策のために10.5m杭を1300本以上打ち込み、スタジアムという巨大構造物の荷重があっても、地下水に全く影響がないなんて結果は、どんな調査をしても出せるはずがありません。そして、地下水に影響があれば、生態系にも影響が出ますね。

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