保護者たちの活動

亀岡市では給食の安全を求める保護者たちの活動によって放射性物質検査が実現しましたが、その測定方法にはまだ工夫の余地があります。

機器の測定下限値は9.1ベクレル。現在は1食分のミックス検査と食材単品検査を毎週1回交互に行っています。

亀岡市の給食は米は100%、農産物は3割程度が亀岡産です。なのでミックス検査を行って9.1ベクレルの性能でセシウムが検出されたとなれば高濃度に汚染された食材が混入していたということになりますが、そうでなければ検出されないでしょう。もし検出されたときも、既に給食は出てしまった後。汚染食材の特定もできません。

単品検査を行ったのは今のところ、亀岡産の青ネギや滋賀県産の白菜など。出荷段階で検査されて国の基準値をクリアしたものが出回っているのだから特定の地域のものを狙い撃ちして測定するのは風評被害につながる・・・という考え方もあるようです。
しかし、週1回しか測定できる体制にないのであれば貴重な測定の機会を単品検査、それもこれまでにセシウムが検出されたことのあるものを中心に測っていただき、少しでも被曝の危険性を減らしてほしい、というのが保護者の願いです。

昨日の総務文教常任委員会は給食の測定がテーマでした。給食の安全を求める保護者4名が傍聴に来られ、給食を所管する教育委員会の総務文教常任委員会に対する説明や総務常任委員からの質疑応答を聞きました。

測定で万全を期すことについては委員から積極的な意見が多く出されていましたが、教育委員会の今後の対応については明確な答弁が得られませんでした。

給食の安全を求める保護者の会は、これまで1年半にわたって教育委員会(学校給食について)や健康福祉部(保育所給食について)に要望を行ったり、議会に対し測定器導入の請願、運用の実効性を高める陳情を行ったりしながら継続的に活動しています。

今回の総務文教常任委員会の中でも、委員長の計らいによって請願に来られた保護者に発言の機会が与えられました(委員会を休憩にして委員会協議会という形式で)。配布資料を準備して臨んだ保護者たちは議会の委員や教育委員会の職員に対し分かりやすく説明していました。

議会の議員はそれぞれの得意分野を持っていますが、当然ながらあらゆるテーマに精通しているわけではありませんし、市民からの提言はありがたいものです。このような市民の行動が議会や行政を動かし、暮らしを変えていきます。

要望すればそれがすぐに実現するというものではありませんが、身近にある市政の課題について市民からアクションを起こすことが大切です。

どのように働きかけていけばよいのか、議会からもわかりやすく発信することを目指します。

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