柏原公民館にて、平和池災害のお話

被災地の方をお招きしての勉強会2日目(チーム亀岡主催)。柏原公民館にて、平和池災害のお話を聞きました。

テーマ:被災地の方と一緒に亀岡平和池水害の伝承活動について語ろう!

講師は平和池水害伝承の会 中尾祐蔵さん

国策で設置されたダムが建設からたった二年で決壊し多くの犠牲者を出したという六十年前の災害。記録がまとめられておらず、風化を危惧した地元の方々が十年前から記録を収集し、伝承活動をされています。
東北大震災でも同じ構造のダムが決壊し犠牲者を出しましたがあまり知られていません。
昨日の東北大震災イベントに講師、パネラーとして被災地から来られた皆様も参加され、災害を伝承し後世に経験を活かすことの大切さについて意見交換しました。

コメントの中に、当時そのダムをつくることに賛成も反対もあっただろうに、という言葉がありました。

国等の行政がやることは完璧ではありません。(すでにそんなことを思っている人もいないでしょうが…)
大きな事故、災害が起きてから、想定外だった、として誰も責任を取らないのは原発事故に始まったことではありません。
最終的にはここに住んでいる私たちが影響を受けることになります。
大きな事業のときには特に、心配なことがあれば発信していかなくてはと思います。
いま亀岡市でいえばこの川上に巨大スタジアムを建設する話がありますが、それがどのような影響を与えるのかという調査もこれからです。
水害対策として日吉ダムが機能しているといいますが…しかし、近年は集中豪雨が発生していますし、これまで大丈夫だったから、という考え方で対応できない状況になることは予想しておかなくてはなりません。
それをせずして、想定外だった、という言い訳は通用しないと思います。
災害が起きたときに発揮されるコミュニティの役割は大きいですが、まずそのような災害が起きないような国づくりまちづくりをしていかなくては。

亀岡市の小学校では3年生から「わたしたちのまち亀岡」という教科書を使ってふるさと学習をします。(こどもたちはこの教科書を「わたかめ」と呼んでいます)平成24年度版では106,107ページに平和池水害のことが載っています。お話を聞くだけでなく、昨年は詳徳小4年生が平和池水害についての紙芝居をつくって伝える活動をしたそうです。
子ども達はこのように、ふるさと学習の機会がありますが市外から転入してきた大人達はなかなかまちの歴史を知る機会がありません。この教科書、大人も読みたい内容がたくさん載っていますので、コンテンツを市のホームページにも掲載すれば多くの方に見てもらえるのではないかと思います。

ホームページには平和池災害のモニュメントをつくったことや式典については掲載されていますが、肝心の内容までは載っていません・・

平和池水害伝承の会は、

災害史の伝承活動を展開。水害資料室の公開や各地での防災講演、資料展の開催はじめ子どもたちの地域学習交流にも参加、平和池水害の歴史を伝える活動を実践しています。

~第3回ふるさと自費出版大賞受賞~
『平和池水害を語り継ぐ―かせばら柏原75人の鎮魂歌』
■A5判 約380ページ
本編<1~5章> と資料編
①章=平和池ダム決壊②章=通報と救助活動 ③章=復旧復興への歩み④章=平和池ダム決壊の波紋⑤章=地域災害に備える”向こう三軒両隣”
■編纂発行 柏原区平和池水害特別委員会
■制作   京都新聞出版センター
■発行日  2009年3月31日
■受賞   第3回ふるさと自費出版大賞
(全国新聞社出版協議会)
■頒布価格  2,500円
■申込先 〒621-0826
京都府亀岡市篠町篠中北裏68
「亀岡市篠町自治会」
T0771-22-0047
F0771-22-0622
e-mail://shinocho@maia.eonet.ne.jp
この本は亀岡市図書館でも借りられます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です