放課後児童会の質の改善について

先日の一般質問では子どもの居場所についてというテーマの中でも特に放課後児童会(なかよし学級)について質問しました。

今年度より1年生の4月1日受け入れが開始されました。H23年度までは卒園から入学式の間は放課後児童会に入会していても利用できず、働く保護者は仕事の都合をやりくりするためにとても苦労していましたので、そこは一歩前進です。

私のサイト内では、放課後児童会について過去記事がいくつかあります。就任して初めての質問が放課後児童会についてでした・・・。懐かしい。

枠の拡大だけでなく、質の向上も保護者からよく要望を聞くところです。

放課後児童会の開設日、開設時間、受入対象など枠の拡大の必要性についてはこれまでも述べてきたところなので、今回は質の改善について質問しました。

5月1日時点での放課後児童の人数、実施面積から計算すると、635名中325名が1.65㎡以下のスペースしかないところで過ごしていることになる。認可保育園で過ごしていたときよりも狭い基準さえ満たすことができず。これは亀岡市で放課後児童会を利用している児童の半数以上にあたります。

中でも1㎡以下が188名。・・・これは放課後児童会を利用している児童の30%にもなります。こういった数字を並べてもなかなかイメージしていただけないので、質問中に放課後児童会の写真を見ていただきました。携帯で撮った写真を保護者から提供していただいたものです。

実は、最悪の過密状態の放課後児童会の写真をお持ちしたかったのですが、私がそこの保護者でもありませんので撮ってもいいかと尋ねてみたら断られてしまったのでした・・・

というわけで、議場で示した写真は市内最悪の過密状態というわけでもない小学校で撮影したもの。しかも、1、2年生しかいない状態の写真でした。6限目なので3年生以上はまだ授業中。そのため1、2年生は部屋から出ることを禁じられている状態です。けんかがしょっちゅう起きるというのも想像に難くない。

一つのテーブルで10人が宿題をしている写真も見ていただきましたが、肘があたるぐらいにくっついて勉強に集中できるとは思えません。運動場、体育館、廊下などは生活スペースではありませんし、たまたま空いていれば使ってもよいというだけのところです。なのに、狭ければ部屋の外に行けばいいでしょう、というのは無茶です。

児童の増減の推移を注視して今後も検討・・・ではダメ。今このように過ごしている子どもたちを何とかしないと。そのうち子どもが減るかもしれないからそのままにしておけばよい、とか、そのうち増えてどうしようもなくなってから考えればいいということは、そこにいる子たちに到底言えるものではないはず。

放課後児童クラブガイドラインは最低基準を定めたものではないと書かれているが、それは縛りをかけないというだけであって、実情に合わせて基準よりもよい環境を実現されることもあってほしいです。

環境の改善に本気で取り組もうとしてもどうにもならないのかと言うとそんなことはない。以前、基準で1箇所70名を越える場合は国庫補助金が減額になる、となったときに、70名超だった大井や安詳では一部をよそに移しました。補助金の基準がかわらなければ更に詰め込めるだけ詰め込んでおいた?・・・なんてことはないはず。と信じたい。

しかし、それにしても補助金等の基準で誘導されれば動く、けど、それ以上のことはなかなかやらない、というふうに見えてしまうのも正直なところです。やればできるはずで、子どもたちをなんとかしてやらなくてはと考えるのであれば、あとは優先順位の問題なので、最後は市長が決断すれば済むことです。

そこで、今回は状況について述べた後で、市長に、これを解決すべきと思いません?と写真を見ていただきながら聞いてみましたが・・・なんともはっきりしないお答えでした。

けれど、あの写真は執行部だけではなく他の議員や傍聴者にもインパクトを与えるものだったようで。あとから、数名の方から「あれはひどい」と声をかけていただきました。あれは、ぜひその目で直接見てほしい・・・

執行部がやろうとしないなら、やっぱり議会の出番です。来週から前年度の決算審査が始まりますので、その中でもしっかり取り上げられるようにしたいと思います。

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