放射性物質測定についての考え方 緑風会への答弁

亀岡市議会では一般質問が始まりました。初日である本日は4会派の代表質問が行われました。
菱田光紀議員による緑風会の代表質問には、多数の傍聴者にお越しいただきました。
子どもたちの食の安全に関心のある保護者達も、給食の放射性物質測定器についての質問項目に特に関心を持たれ、幼いお子さん連れで傍聴していました。

質問と答弁で1時間半近くかかりましたが、終止お子さんは機嫌良く過ごされていたようでたまに可愛らしい声が聞こえていました。
お母様は子どもの声が迷惑になっていないか気にしながら傍聴されていたそうですが、質問終了後の菱田議員に、声が気になりました?と聞いてみたら、癒されたわ〜(^ ^)とおっしゃってました。幼児連れでの傍聴はいろいろと気を使いますので、ネット中継で見るというテもあったのですが、やはり子どもたちのための質問ですから連れてでも議場で直接見たいと思ってくださったようです。

一方、それに対する答弁では未だに国の基準で流通しているものは基本的に安全であるという認識でした。流通している食品は安心・安全であるが一層の安心をしていただくための放射性物質測定器導入である、とのこと。

また、機器は国からの貸与制度を利用して貸与を受けることになっています。その貸与時期は東北関東の17都県が優先であるため、亀岡市に導入されるのは11月を予定しており、データ管理と運用方法は学校関係者保護者代表、医師会、薬剤師会の代表で構成している学校給食運営委員会の意見を聞きながら実施していきたいとのことでした。

しかし、その機器は国の新基準である10ベクレルまで測れるものであること以外、どのような機種であるかもわかっていません。
*現在は、まだ機器が貸与されていないため、厚労省の検査を実施することが可能な登録機関である民間機関で検査を実施しています。亀岡市内の学校給食、公立保育所給食の食材からは放射性物質は検出されていません。(この民間検査機関での検査は1ベクレルまで測定しています)

教育委員会の考え方として、流通している食品が国の基準をクリアしているので安全・安心とすることや、貸与される機器が国の基準値の範囲を測れる程度でよしとしていることなどは、2012年3月議会で放射性物質の検査を求める請願を採択した議会として、その請願の趣旨からは到底受け入れられるものではありません。

国の新基準である10ベクレルまで測れればよい、ということは、もし10ベクレル以下で検出されたとしても使ってもよいという考え方なのでしょうか?例えば川崎市では市長がこのような答弁をしたと報道されています。

亀岡で育つ子どもたちを主体的な判断によってしっかり守っていくという姿勢が見られないのであれば、議会で議論し、貸与を待たずに独自に測定機器を購入することや、万全の体制で子どもたちの食の安全を守るための運用がされるようにすることを考えていかなくてはならないと考えます。

2 comments

  1. kameoka.k より:

    会派としての取り組みをありがとうございました。

    行政の方々は、安全だとしていた暫定規制値が今年4月に新規制値に下げられたことの意味もどう理解してるのでしょうね?

    やっと検査機が届くのに、形だけのものにしてほしくないですね。

    それに、未だ米、牛肉、大豆や製造・加工食品には経過措置として暫定規制値のまま、消費期限まで流通していたり、規制値を上回る食品も報道される現状でもあるし、汚染された食材は給食に使いませんという体制で臨んでほしいです。

    せっかく議会で請願が採択されても、市役所内での意識の低さを感じてしまいます。もっと勉強してほしい。市民からの請願や要望に応えないまま、お粗末な内容の方針で施行されるのは、市民の財産の無駄使いのような気がして残念です。

  2. 酒井あきこ より:

    kameoka.kさん、コメントありがとうございます。
    こうなったらもう国の言うままでは危険だということが認識されていないのは残念です。
    自分たちで判断して子どもたちを守っていこうという姿勢を示してほしいですね。
    議会は請願の趣旨を十分に汲んだ上でそれを採択したのですから、現状のような考え方で運用されることを看過したりはしないと思います。
    市民の目でも今後の運用をしっかりチェックしていただけるとありがたいです。
    どうぞよろしくお願いします。

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