老朽化問題

3月の一般質問から2か月が経ちますが、この質問について記事にしていなかったことを思い出しました。

一般質問前の準備記事

就任したころ、行政の経理には減価償却がないことを知って驚いたものです。では資産がどれぐらい減耗しているかをどう把握しているのかと不思議でした。

けれど、まさか把握していないとは・・・

それで、3月にはそのことについて質問しました。

現在、公有資産の管理は各所管課が行っており、耐震、保全の履歴、施設利用度、施設のコスト、固定資産台帳データetc.・・・いま存在するデータは、、それを持っている所管課ごとにフォーマットすらバラバラ・・

そして、大規模修繕が必要になったらそれぞれの所管課から予算要求を挙げてくる。出来るところ、補助金のつくところから優先的に直していっているそうですが、補助金がつかなかったら?修繕が必要な時期が重なり始めたら??

昨年の大震災は天災ですが、そのときに震度6以下で津波被害と関係のない場所でも老朽化施設で人命に関わる事故が起きて、施設管理者が業務上過失致死で訴えられている事例もあります。

亀 岡市でも全体的な把握をせず、今後もそのような運営を続けていくなら、市民の財産と生命が危険に晒されるかもしれない。そうならない為に、この危機を訴えて対策を市民と一緒に考えようにも、材料が存在しないのでは話になりません。

自治体経営には資産老朽化の問題を俯瞰するためのデータ整備が必要ではないでしょうか。

市民生活を支える公有資産(建物、上下水道施設、ごみ処理施設、火葬場、道路、橋、水道管等)全体の長期的な更新費用が把握されていなければ、亀岡市を経営することはできません。

人口減少時代に総量を現状維持できる見込みはあるのか?

今でも財政状況が厳しい。

今まで通り維持するには予算が必要。

市民の負担を求めるなら説明が必要。

その説明のためには根拠が必要。

 

今まで通り維持できないのであれば、取捨選択が必要。

市民が便利に使っている施設等を縮減するには説明が必要。

その説明のためには根拠が必要。

いずれにせよ、市民の生命と財産を守る為には、直ちに現状を把握し、将来の危機に備えて再配置計画を進めるべきではないか

というのが、質問の主旨です。

重要性はわかる、しかし、こういったことに取り掛かるには、財政状況が厳しいため困難である。という答弁でした。

だからこそ。と思いますが・・・

現状把握を先送りしている余裕があるのでしょうか。。

その一般質問の後にも、NHKの特集番組で全国的な問題としてこのことが取り上げられていました。

twitterで視聴者がコメントをいれているのも番組中に表示されていましたが、行政が資産の把握をしていないこと、老朽化問題が現実のものとなって迫っていることに対し、驚きと危機感を表すtweetが多くありました。

亀岡市民も、市の資産の全体的なことが把握されていないなんて思ってもいないことでしょう。

なぜできないのか・・・できないで済ませていい問題ではありませんよね。

東洋大学大学院のホームページにて無償提供されているソフトです。

社会資本更新投資計算ソフト

このソフトは一般質問まえに担当課と共有済みです。データを入れれば分析できるのですが、入れるデータがない。。

One comment

  1. k より:

    内丸町にある亀岡会館は昭和45年んに建設されて老朽化が激しく専門家の耐震診断の結果倒壊の危険性がある事から現在使用を停止してガレリアや国際センターに仮の機能を移していますが?既存の状態で耐震補強工事を施工するとやはり1期工事だけでは無理ですよね取り壊して元通りの会館に新築建て直しとなると総合福祉センターや中央公民館も隣接しているのと会館周辺に住んでいる方々の立ち退きも絡んで来ますよね?

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