午後は犯罪被害者支援京都フォーラム http://www.city.kyoto.lg.jp/bunshi/page/0000112745.html に参加しました。
京都市の犯罪被害者等支援の取組みを聞き、その後、犯罪被害者遺族のお話を聞きました。タイムキープはあえてせず、思いを十分に語っていただくという形でした。
「誰もが被害者になる可能性がある。人ごとではない」・・・もういないということを意識せず普段通り娘さんの分も食事を用意してしまう、犯罪を思い起こさせるものを日常生活で目にするので下を向いて歩くようになった、もう以前の生活には戻れない。その方は最後に、このような思いで暮らしていることを心の片隅にでも記憶していただければ、とおっしゃっていました。痛ましくて聞くに堪えないという表現がありますが、私たちが会場を後にしても、この方は耐え難い思いでこの先毎日を過ごされるのです。これは自分が死ぬまで続くこと、とおっしゃっていました。
警察による支援、自治体による支援に助けられることも大きかったけれど、この先も生きていかなくてはならない。その日常生活を支えるのは地域の人たちと民間支援団体だということでした。
市民への啓発活動と民間支援団体への資金援助、人材育成が課題です。
先月の議員団研修で強調されていたことは、支援団体のネットワークを各地に広げる必要性でした。各市町村毎に拠点を、ということでしたので、それを実現する為に必要なことは何でしょう?
市町村ネットワークづくりに必要なのは国がしっかり財政的支援をすること・・ということはもっともながら、実際はいますぐにそれを期待することはできません。かといって拠点づくりについて亀岡市が一市で率先して進めていけるかというとそれは現実的ではない。ではどうすべきか。もう少しお聞きしてみたかったところでした。
(参考:犯罪被害者等施策に関する基礎資料 - 民間の団体に対する援助(基本法第22条関係))
保護司会というものが各自治体にあって加害者を支援しているのだから、犯罪被害者支援ネットワークだって各地に拠点があって然るべき・・・と思いますが、その保護司の制度だってもう限界に来ているのですよね。
その他、京都市の文化市民局に条例施行1年で気づいた課題等についてお尋ねしました。
課題というよりは、自治体にもできる支援があるということに気づくことができ、職員の意識改革が起きたという成果があったとのことでした。
時間が押していたので、急いで会場を出て亀岡に戻り天川の荊冠旗開きへ。
日本最初の人権宣言と言われている「水平社宣言」の朗読を聞きながら、ご遺族の言葉を思い出していました。
たくさんの支援が必要。まだ足りない。だけど、言えないでいる。
そしてその一方で、特別扱いしてほしいとは少しも思っていない、と述べておられたのでした。
これらの言葉は矛盾するものではありません。
人間は労られるべきものではなく、尊敬されるべきもの
犯罪被害者支援の取組みとして、京都府では「いのちを考える教室」を実施しています。
2012年2月4日 | コメントはまだありません | 記事の一覧へ




